心理学的アプローチ

何かタイトルから専門学的なことのように聞こえる内容ですが、なんのことはありません。
プレイステーションの占いゲームにおいて畠山家の武将を姓名判断して批評しようというコーナーです(笑)
洒落を含んでおりますので、気楽に見てください!


★☆★☆★個人の姓名判断★☆★☆★

畠山義綱イメージ 人物名 畠山 義綱
(はたけやま よしつな)
★性格判断
自己矛盾が多く、伸び悩みやすい。タイミングを巧く掴めば躍進するタイプ。 人当たりよく、穏健で几帳面、誰からも好かれる好人物。ただ、人の為に尽くすことを余儀なくされ自分というものをかなり抑えた状況になりがち、ストレスや欲求不満を抱える。自分に対して厳しい見方をするため時に被害妄想であったり無欲になったりしやすい。
生没年 ?〜1593
主な役職 能登畠山家9代当主
官途 修理大夫 ☆義綱批評
「タイミングを巧く掴めば躍進する」というのは義綱専制支配を確立したことでしょう。
「誰からも好かれる好人物」という辺り、追放されても従う家臣がいたということが証明していますね。
「ストレスや欲求不満を抱える」という辺り、中風など病気に冒されやすかった事の暗示でしょうか。
家柄 能登畠山家嫡家
参考 畠山義綱特集

 

飯川光誠イメージ 人物名 飯川 光誠
(いがわ みつのぶ)
★性格判断
負けず嫌いで努力家。精神的に動き回るのは長所であるが、がむしゃらに突っ走る傾向がある。 ライバル意識が強く、他人の言動が気になるが時に目立ちたがり屋にもなる。表面的には温和で、優しいイメージがあり人気も高い。 芯はしっかりしていて、自分の意見をしっかり持っている。後輩や年下、弱者の面倒をよく見る事で定評がある。
生没年 生没年不詳
主な役職 義綱政権期年寄衆
官途 若狭守 他 ☆義綱批評
「負けず嫌い」「がむしゃらに突っ走る」というのは義綱に追従した時のことでしょう。
「面倒をよく見るのには定評がある」というのは弘治の内乱の時同心主を務めたり、年寄衆として政権の中心として活躍しただけのことはありますね。う〜ん、さすが義綱です適材適所な人材配置!
家柄 飯川若狭守家
参考 飯川光誠特集

 

隠岐統朝 人物名 隠岐 統朝
(おき むねとも)
★性格判断
大変な努力家で、特にプロデュースの才能があり、創造の世界で成功するタイプ。社交性があり、多くの人から長所を取り入れる勉強家でもある。何事にも我慢強さを発揮する。誰とでも、上下の分け隔てなく接することができるので人望も厚い。極度の寂しがりやで、人とワイワイやるのが好きである。一人になると、孤独で暗く、もの思いに浸る。
生没年 生没年不詳
主な役職 畠山義元の側近
官途 豊前守 他 ☆義綱批評
明応九年の政変でも追放された畠山義元にしたがった辺り「何事にも我慢強さを発揮する」という点が現れている。「社交性があり、多くの人から長所を取り入れる」という辺り、義元派家臣と慶致派家臣が合流した第2次畠山義元政権でも、うまく主導権を取れたことと関係するかもしれない。
家柄 隠岐家嫡家
参考 隠岐統朝特集

 

長続連イメージ 人物名 長 続連
(ちょう つぐつら)
★性格判断
柔和そうに見えて実はしたたか。正義感が強く評価は高いが実際はニヒルであり、結構強情な面がある。信じた道をまっしぐらに突き進む勇敢さが結果として独善である事もしばしば。周囲との調和を考えながらやっていく事が苦手なタイプなので、自分の得意分野を伸ばすべきである。総じて天才肌で、マルチタレントぶりを発揮する。
生没年 ?〜1577
主な役職 畠山七人衆 他
官途 対馬守 他 ☆義綱批評
「まっしぐらに突き進む勇敢さが結果として独善」というのは、1577(天正5)年の七尾城攻防戦時において遊佐続光・温井景隆等に殺されてしまう辺りに出ている気がしますね。
「周囲との調和を考えながらやっていく事が苦手」というあたり、義慶政権以後に長派が孤立したのを物語っていますね。
家柄 長家嫡家
参考 長続連特集

 

温井総貞イメージ 人物名 温井 紹春(総貞)
(ぬくい しょうしゅん)
★性格判断
親分肌で面倒見もよく、信頼度が高い。何事においても行動が大胆で素早い。社交性があり、その人柄に惚れられる。一度面識を持てば、印象に残るキャラクターである。プライベートでは対人関係で長所だった事が暗転しやすい。気性が激しく感情的。他人のことに夢中で、自分のことには甘くルーズ。冷静を欠いた判断をしやすい。
生没年 ?〜1555
主な役職 畠山七人衆 他
官途 備中守 他 ☆義綱批評
「行動が大胆は」はまさに義綱に対する下剋上の動き。「社交性があり」は義総政権期に積極的に文芸に興じたことからも当たっている。さらに「冷静を欠いた判断をしやすい」というので、せっかく家中で実権を手中にしても、詰めが甘かったのか義綱に粛清されてしまうことを示しているのかも。
家柄 温井家嫡家
参考 温井総貞特集

 

丸山梅雪イメージ 人物名 丸山 梅雪
(まるやま ばいせつ)
★性格判断
活動的であるが、わがまま。他人の意見を聞かず、何でも自己流でやってしまう。好奇心旺盛、悪く言えば移り気である。私生活上では、ケアレスミスが目立つ。自分の好きな分野には非常に情熱的で集中して取り組む。義理人情に厚く、人の面倒見がよい方であるが、相手にとっては必ずしも歓迎されない、やや「お節介」なタイプ。
生没年 生没年不詳
主な役職 義総政権被官
官途 備中守 他 ☆義綱批評
「他人の意見を聞かず、何でも自己流」「自分の好きな分野には非常に情熱的で集中して取り組む」と言う辺り、茶道を大成させた梅雪らしい性格である。「活動的であるが、わがまま」という辺りも河内からざわざわ能登まで下向する行動力と大胆さを表している。
家柄 河内丸山家
参考 丸山梅雪特集

 

八代俊盛イメージ 人物名 八代 俊盛
(やしろ しゅんせい)
★性格判断
頑張りやで努力家。実行力もあり、忠実な態度で評価を得る。自己犠牲や奉仕的な事が好きである。根は陽気で明るい。人からものを頼まれると、嫌とは言えなくて、結局は自分を損するはめにもなりやすい。涙もろく優しいわりに、気性は短気である。家族を大切にするが、身内びいきな面が対人関係に顔を出す。ゴシップを受けやすい。
生没年 ?〜1569
主な役職 義慶政権期年寄衆
官途 安芸守 他 ☆義綱批評
「忠実な態度で評価を得る」というのは、弘治の内乱において援軍として七尾に来た際、義綱の信頼を得て政権中枢入りすることか?「ゴシップを受けやすい」というのは、『長家家譜』等で長家文書が義綱の評価を落とす為に八代俊盛を「新参者を用い」と引き合いに書いた事が当てはまるかもしれない。
家柄 八代家
参考 丸山梅雪特集

 

遊佐続光イメージ 人物名 遊佐 続光
(ゆさ つぐみつ)
★性格判断
感覚が鋭く、繊細。理知的で清楚な雰囲気を持っている。感情を表に出さずいつも冷静で従順な性格。 多情家タイプのパートナーには最適でよき参謀役を果たす。実際は器用で並外れた才能を持っていながら、それを活かすことのできない人が多い。繊細さが悪く作用すると、やや神経質で細かい部分にとらわれ過ぎのタイプになる。
生没年 ?〜1582
主な役職 畠山七人衆 他
官途 美作守 他 ☆義綱批評
「感情を表に出さず、いつも冷静」というのは策略家タイプの性格をよくあらわしていると思います。
「実際は器用だが、活かすことができない」辺り、謀反を繰り返しては失敗→後帰参。という人生の事でしょうか?
「細かい部分にとらわれ過ぎ」というあたり、自分の保身に走り過ぎ信長に殺されたことを暗示している。
家柄 遊佐家嫡家
参考 遊佐続光特集

 

神保長職イメージ 人物名 神保 長職
(じんぼ ながもと)
★性格判断
エネルギッシュで、バイタリティーのある人物。常に困難に立ち向かい正義感が強く野心家でもある。勇気があり、真っ先に行動する。何事に対しても情熱的である。反面、非常に短期でカッとなりやすい。自分の思い通りにならないと知るや、方向転換が早く、移り気でさえある。自我が強くわがままなわりには、周囲からの人望は厚い。
生没年 生没年不詳
主な役職 越中神保家当主
官途 右衛門尉 ☆義綱批評
「常に困難に立ち向かい正義感が強く野心家」という辺り、1544年(富山城築城)〜1562年(上杉輝虎との交戦)までの領土拡張政策にも現れています。輝虎に何度敗れても再挙兵する粘り強さ。まさに、上記性格が為せる技?「自我が強くわがままなわりには、周囲からの人望は厚い」ということも、長職死去後に神保家がすぐ崩壊してしまった辺り、なるほどと思いますね。
家柄 越中神保嫡家
参考  

 


★☆★☆★仕事上での相性診断★☆★☆★

畠山義綱イメージ
畠山義綱
畠山義綱と飯川光誠

仕事上での相性
飯川光誠イメージ
飯川光誠
仕事上の最高の相性。相手が上司や得意先であれば引きたてられたり、契約が成立する。自分の能力を正しく評価してくれる。信じてついていけば好結果となる。これは新企画のビジネスで、最も効果が出る組み合わせ。自分が苦手な分野が相手の得意分野であったり、未体験なことが相手は経験済みのベテランだったりする。お互いが協力し合う関係である。
☆義綱批評
う〜ん。すばりその通りかも(笑)光誠は生涯義綱に付き従って尽力したし、弘治の内乱でも能登御入国の乱でも義綱の名補佐役となっていたことからも「お互いが協力し合う関係」と言うのを表しているに違いない!やはり義綱と光誠の相性は最高だったのか!!納得納得。

 

畠山義綱イメージ
畠山義綱
畠山義綱と遊佐続光

仕事上での相性
遊佐続光イメージ
遊佐続光
基本的に目的が違うせいか、お互いに悪影響を及ぼし、パートナーシップとしては巧くいかない組み合わせである。2人が共同体で進むよりは、むしろ競争相手として意識している方が結果的には発展する関係である。仮に相手が目標としている人物であれば、下剋上のように相手を超えるということができたりその後がまに座る事も考えられる。
☆義綱批評
う〜ん。やっぱり義綱と続光は性格的に合わないのだ。この相性診断は戦国仕様ではないのに、何故か「下剋上」という言葉が(笑)やはり、一緒に政治をするとうまく行かないので、結局永禄九年の政変で義綱を続光が追放するということになってしまうのか。それにしても、飯川光誠とのこの相性の対照ぶり。やはり近江に付き従った者とそうでない者とには性格的な相性があるのかなあ。

 

畠山義綱イメージ
畠山義綱
畠山義綱と八代俊盛

仕事上での相性
八代俊盛イメージ
八代俊盛
上司であれ、同僚であれ、関わっていけばいくほど、方針や相手の意図するところが、わからなくなり混乱する組み合わせである。上司にも部下にも持ちたくないパターンまして取引先相手であればなおさらで、平気で予定の変更を言ってくることもありるので、最初の約束や契約条件を、しっかり把握することが大切である。
☆義綱批評
なるほど、よく当たっている気がします。最初、能登に援軍としてきた時に、義綱が俊盛に対して「なんて頼もしい奴」と思って信頼していたのですが、段々関係が深くなってくると、実は結構思考が違うことに気付いてイライラしだす。しまいには、永禄九年の政変にて、重臣らと共に俊盛は義綱を追放してしまう。そんなところでしょう。

 

畠山義元イメージ
畠山義元
畠山義元と隠岐統朝

仕事上での相性
隠岐統朝
隠岐統朝
この組み合せは、お互いに譲り合う気持ちがなく自己中心的に考えやすいので、どちらかが相手の参謀的役割のサポート役を買ってでるとスムーズにいく。相手が上役であれば、懸命な努力をアピールすべきである。そうすれば、片腕となってよく働いているということで、能力も認められる。とにかく、立場をわきまえて、役割分担を明確にすることが必要な組み合わせである。
☆義綱批評
本来的にはどちらもわがままだったんでしょうか。でも、主従関係があり、まさに統朝は義元の参謀的役割だったのでしっかりできていたので「スムーズ」な関係でいられたのでしょう。

 


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