バスと新幹線

愛息子「めい」の話

家族の一員である愛息子の「めい」とのお話です。
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めい07
2007/07/27撮影
名前 めい
(※名前は必ず平仮名で表記)
性別 ♂(男の子)
誕生日 2007年4月17日(推定)
体重 4.7kg(2008年8月現在)
始めてあった日 2007年5月17日
性格 うるさい系、甘えん坊系、臆病
あだな めいぞう、うるぞう、うるザラス等々多数ある。

「人見知り&怖いものだらけ」2011/12/15
 めいちゃんはとても人見知りです。家族がいるととても態度がでかいくせに、知らない人が来ると大慌てで逃げて一人で2階に閉じこもります。うちの両親が来た時も初めは逃げていましたが、何回か来るうちに少しずつ慣れてきました。臆病者のめいちゃんです。おくびょうと言えば、めいちゃんの大の苦手なものがあります。まずは一番の天敵「掃除機」。掃除機はクローゼットから出しただけで逃げます(笑)二番目の敵は「ドライヤー」音がすると一目散に逃げます(笑)弱いなあ!これじゃあ番犬どころか、番猫にもならないぞ!


「家の中で暴れる『めい』その後」2009/11/25
 前回のめい日記から2年が経過。めいちゃんは相変わらずうるザラスぶりを発揮しています。しかし、だいぶ迷惑行為も減ってきました。
では前回の日記を検証して見ましょう(評価は5段階評価)。
・家の中を走り回りフローリングの床が傷だらけ…→多少の改善が見られます。評価3
・家の中の壁で爪とぎするので、壁がボロボロ…→壁で爪とぎはほぼなくなりました!評価5
・レースのカーテンをひっかくのでボロボロ→かなり減ってきました。評価4
・我が嫡男や娘に飛び掛り引っかいたり、噛み付いたりで、子どもは画面が傷だらけ…→まだまだ噛み付きます、が我が嫡男・娘もめいにしつこいのも原因。評価3
・家にもってきた風船は飛びついて割る→子どもが泣く…。→風船はおかないことにしました。評価不能
・階段のところに飾ってあるディスプレーをわざと落として音を楽しむ…→これはしなくなりました。評価5
・深夜に転がるもので遊び走り回りうるさい…→最近は飛び回っているのもみたことがないくらい夜はおとなしいです。評価5

 最近の迷惑行為は、「スーパーのビニール袋を見ると噛み付いてボロボロにする!」です。スーパーの袋はゴミ袋になるので貴重なのに…。何か噛む物を、と思って購入した「猫の草」(猫は草をたべて、ハミガキの代わりにしたり、整腸剤代わりにするらしい)を購入したものの、大好物過ぎて鉢植えを倒しまくり(苦笑)家中が土で覆われてしまう…。結局「猫の草」は捨ててしまいました。
 家族への噛み付きもだいぶパターン化が見えてきました。噛んだらメチャメチャ怒られるパパ(=私)にはほとんど手を出してこない。噛んでもあまり叱らないママ(=我が正室)には結構噛み付く。子どもたちにはじゃれすぎると噛む。という傾向です。そこで、最近我が正室は噛んだらメチャ怒る方針に転換。そうしたら噛む回数も減ったようです。


「家の中で暴れる『めい』」2007/07/27
 家に連れてきた時は700gくらいしか体重がなかった『めい』ちゃん。家の階段も苦労してなんとか登れるほどで、妻は「がんばれめい!」と階段を懸命に登るめいを応援していたほど。しかし、どうだろう1ヶ月で体重が倍に。そしてさらにどんどん大きくなる。また、大きくなるにしたがってどんどん暴れるようになる。
・家の中を走り回りフローリングの床が傷だらけ…。
・家の中の壁で爪とぎするので、壁がボロボロ…。
・レースのカーテンをひっかくのでボロボロ。
・我が嫡男や娘に飛び掛り引っかいたり、噛み付いたりで、子どもは画面が傷だらけ…。
・家にもってきた風船は飛びついて割る→子どもが泣く…。
・階段のところに飾ってあるディスプレーをわざと落として音を楽しむ…。
・深夜に転がるもので遊び走り回りうるさい…。
本当にめいちゃんのいたずらには枚挙にいとまがないほどある。私の親が家に遊びにくると、「家の外で飼えば?」と言うほどうるさかった。いつか子どもの目をひっかりたりして大変なことにならなければいいのだが…。


「めいは男の子だった!」2007/05/19
 子猫を家に連れてきて3日目。仕事も休みなので、健康診断を受けてもらうために近くの動物病院に連れて行く。「猫エイズウイルス」にかかっていなければいいのだけど…。猫エイズウイルスとは、ネコ免疫不全ウィルスの感染によって引き起こされる、免疫機能の低下を特徴とした色々な症状を出してくる病気である。さらにワクチンがないのである。つまりそれにかかってしまえば、できる治療はなにも無いのである。この猫エイズウイルスは母子感染の可能性もあるし、野良の時にケンカをしてうつることもある。野良猫であれば可能性が高い不治の病なのである。今回はまだ小さいということで血液検査はできなかった。残念。
獣医「では、めいちゃん診察室へどうぞ。」
義綱「野良だったのを保護したんですが、健康診断をお願いします。」
獣医「う〜ん。この子、オスだね。」
義綱・妻「えっ!?」
獣医「ほら、ここにタマタマがあるでしょう?」
義綱・妻「あっ!ホントだ…。」
獣医「まだ小さいね。生まれてから1ヶ月くらいのものかな。…今のところ外傷とかもないし、目ヤニなんかも無いし健康そのものだね。じゃああとはワクチン注射を打って終わりですね。血液検査の結果はまたあらためて来て下さい。」
義綱「男の子かぁ…。」
妻「『めい』って名前でいいの?女の子っぽいけど…」
義綱「まあ、最初に決めた名前だからいいでしょ。やっぱり『めい』で決定!あと誕生日は最初に会った日から1ヶ月遡って4月17日に決定!」
妻「四月生まれなのに、『めい』なの?」
義綱「だって『エイプリル』とか変じゃん。やっぱり『めい』で決定!」
血液検査ができるまでまだ不安は残るけど、とりあえず健康でよかったね。めいちゃん!


「めいの名前の由来とたっち」2007/05/18
 めいの名前は我が家に来た初日に決まりました。
妻「猫ちゃんの名前は?
義綱「う〜ん。5月に出会ったから『May』にちなんで『めい』でどう?」
妻「女の子って決まったわけじゃないでしょ?」
義綱「職場の女性が『女の子だね』って言ってたもん。トトロのメイちゃんみたいでカワイイでしょう?」
ってゆう感じで決まりました。

 私は愛娘猫の「たっち」が去年の11月に亡くなってから、当分猫をお世話するのはやめようと思っていました。病気の時の気持ちの辛さ、家族を失う悲しみは私にとって想像以上のものでした。静かになった我が家の中にすぐに新しい猫をお世話するのも「たっちへの裏切り」だとも思っていました。しかし、この「めい」は子猫の時に拾われました。母猫と離れ離れになり、ものすごく不安だろうにこのまま見捨てられたら…。そう思ったら、自然に「家に連れて帰りたい」と思いました。「たっち」が子どもの頃はまだ自分が大学生の身分ですぐに家に連れて帰ることができなかった。でも、この「めい」は自分が決断すればすぐに家に迎え入れることができる。
 私はペットショップで動物を買いたいとは思わない。血統書つきの猫。健康管理がされているであろう猫(実際はそうでないこともしばしばあるのだが)は、他の家庭でも幸せになれる可能性が十分にある。さらに言えば、ペットショップは命を売り物にしているが、もし人気となる動物が子どもの時期に売れなかったらどうなるの?常々不思議に思っていたが、恐くて現実をみることができない。カワイイペットショップの裏には「商売」という現実が恐ろしいほど付きまとう。そんな恐ろしい「商売」を手助けするほど私はお人よしではない。もし、動物を世話するなら捨て犬や捨て猫を世話したいと思うのだった。

 こうして、「めい」は会ったことないが、「たっち」のとして迎え入れられることになった。ん?弟?それは次回の「めいの話」で。


「めいとの出会い」2007/05/17
 私が「めい」と初めてあったのは私の職場だった。詳しく書くと私の職業がばれてしまうので書けないのだが、とにかく職場の誰かが子猫を拾って職場にきたことが出会いだった。まだ小さい子猫。生まれてまだ1ヶ月以内の小さい子。手のひらに乗るサイズである。
義綱「…子猫と見つめ合う。この子譲って欲しい!」
こうしてこの子は我が家に来ることになったのである。
一応家の正室にも電話連絡する。
義綱「もしもし、正室(妻のこと)?子猫をもらったから今日から家で引き取るから。」
正室「はぁ?」
義綱「食器とかトイレとか用意しておいて〜。んじゃ仕事あるから…」
 職場では子猫をダンボールに入れていた。さすがに就業時間が終わる前に早引きするわけにもいかない。やらなきゃいけない仕事が山積している日だった。
職場の女性「この子女の子だよ。だって、アレがないもん。」
 仕事が山積みでなかなか終わりそうに無い。本来だったら定時に終わってさっさと連れて帰ろうと思っていたが、そうもいかない。そこで私は職場近くのレンタカーを借りることにした。電車の中で不安そうに鳴かれて、満員電車の中でみんなから白い目で見られるよりずっとマシな選択だ。早速レンタカーを手配。さっさと仕事を終わらせようとするが、そういう日に限って仕事は終わらない。結局職場を出たのが夜の9時半。私の家は道路が空いていても1時間半ほどかかるところにある。
義綱「よし、これなら11時に家に着くな…」と家を出た。

…しかし、ハプニングは起こるべくして起こった。
ダンボールに入れていた子猫。30分ほどおとなしく座っていたが、レンタカーに慣れたら探索開始。助手席の下のダッシュボードの中に入り込んでしまう。
義綱「おい!やめなさい!」
急いで車を止めてめいをダッシュボードから出そうとする…が、恐がっためいは、余計奥に入ってしまう。そしてとうとう、奥の行き止まりまで行ってしまう。混乱した義綱。とりあえず慌ててJAFに電話。
JAF姉さん「はい、こちらJAFカスタマーセンターです。どうしましたか?
義綱「車の助手席のダッシュボードの下に子猫が入り込んでしまいまして、助けて欲しいんですが!」
JAF姉さん「今どのあたりにいらっしゃいますか?」
場所の説明をして、JAFに来てもらうことに。到着まで30分ほどらしい。
子猫様は初日から大ハプニング!
なんとか自力で子猫を助け出そうとするが指がかろうじて届く程度しか届かない!エンジンに入り込んで巻き込まれたら…。心配で心配でたまらない。
JAF兄さん「お待たせしました。どうしましたか?」
義綱「子猫がダッシュボードの下に入り込んでしまったんです。」
JAF兄さん「野良猫ですか?ご自宅の猫ですか?」
義綱「今日拾った猫ですので…自宅の猫です。」
とりあえず、状況を見てもらうと、相当奥の方に入ってしまったようで救出はなかなか困難とのこと。ダッシュボードをはずしてもらうが、レンタカーゆえ万が一のことがあったら大変。
JAF兄さん「猫の命に別状はありません。ただ相当恐がっているようでなかなか出てこないですね。エンジンルームに入り込めるスペースはないので、巻き込まれる心配もありません。」
義綱「ほっ…。」
JAF兄さん「相当恐がっているので、無理やり引き出すのもかわいそうです。こういうケースだと朝まで放っておけば、ご飯が欲しかったり飽きたりして出てくるケースもあるんですが…。」
義綱「レンタカーで明日の朝には帰さなきゃいけないんです。なんとか救出できませんか!」
JAF兄さん「何とかやってみましょう。」
 JAF兄さん到着から約1時間。時間はもう11時になってしまった。
JAF兄さん「おお!何とか救出できました!」
義綱「本当にありがとうございます!」
JAF兄さん「じゃあ、作業修了ということでこれにサインしてください。…はい、ありがとうございます。ではこれで。」
義綱「あれっ?料金は?」
JAF兄さん「もちろん会員様ですから、無料サービスですよ。」
義綱「さすがJAF!サイコー!入ってよかった。こんな夜にすごい時間かけて救出してくださって本当にありがとうございました。スミマセンぜひお前をお伺いしたいのですが…。(このセリフ一回言ってみたかった)」
JAF兄さん「私ですか?高橋と申します。」
義綱「ありがとうございます。一生名前を忘れません!」

 こうしてJAFに救出された子猫は、二度とダッシュボードの下にもぐりこめないようダンボールの上に本で厳重にフタをされつつ、自宅に戻った。着いたのは11:45。もう夜遅い。子猫のハプニングがなければもっと早く着けたのに。お騒がせな猫ちゃんだ。

…しかし、お騒がせなのは初日だけにとどまらなかった。この子猫ちゃんと1年以上もドタバタ劇を繰り返したのである。今後、この子猫の日記を更新していきたいと思います。


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