心理学的アプローチ

何かタイトルから専門学的なことのように聞こえる内容ですが、なんのことはありません。
プレイステーションの占いゲームにおいて冨樫家の武将を姓名判断して批評しようというコーナーです(笑)
洒落を含んでおりますので、気楽に見てください!


★☆★☆★個人の姓名判断★☆★☆★

冨樫満成イメージ 人物名 冨樫 満成
(とがし みつなり)
★性格判断
人望が厚く、優しい心を持った温厚な人物で、人のために徹底的に尽くすタイプである。但し、優柔不断なので、慎重さが迷いになったり、決断を求められる緊急場面で弱さを露呈したり、お人好しが災いとなって、後手に回る人生を経験しやすい。特に職業上で、上のポストになる程、八方美人的な要素が強くなり、周囲との摩擦に苦しみやすい。
生没年 ?〜1419
主な役職 幕府申次衆 ☆義綱批評
「人望が厚く」「人のために徹底的に尽くす」というあたり、将軍・足利義満に用いられた理由でしょうか。
「優柔不断」「緊急場面で弱さを露呈」というあたりに、将軍義満に、弟足利義嗣との密通を疑われて、勘当されてしまったあたりが伺えます。「上のポストになる程、八方美人」というところで、幕府申次衆になって八方美人となり、色々な勢力に利用されてしまったのかもしれませんね。
官途 加賀守
家柄 加賀冨樫家庶流
参考 冨樫満成特集

 

冨樫政親イメージ 人物名 冨樫 政親
(とがし まさちか)
★性格判断
シャイで、自己防衛本能が強いので、自分が努力したり苦労している部分を人に見られることをひどく嫌う。そのため、突飛な行動に出たり、喜怒哀楽を強烈に示したりしてごまかす。対人関係でも、感情の起伏が激しく、周囲に遠慮なしに要求を突き付けたりして困らす。多芸多才であるが故に、このタイプは自慢屋さんが多いのも特徴である。
生没年 1455〜1488
主な役職 加賀守護 ☆義綱批評
この性格診断は、冨樫満成と幸千代以外に共通にみられるものでした。「多芸多才」というあたり、歴代の冨樫氏の多くが馬の絵などが得意だったことを表していると思います。政親を例に出すなら、「突飛な行動に出たり」というところが、本願寺を用いて弟・幸千代を打倒したのに、翌年に本願寺派を弾圧するという行動からもうかがわれますね。
官途 冨樫介
家柄 加賀冨樫家嫡家
参考 冨樫政親特集

 

冨樫幸千代イメージ 人物名 冨樫 幸千代
(とがし こうちよ)
★性格判断
物怖じしない態度が、頼もしくも映れば反感を買う羽目にもなる。自分ではそういうつもりはないのに、批判っぽい口調やわがままに受け取られやすい。やや地味な生き方になりがちであるが、如才なく、しっかり物事を進めていく。融通がきかず、負けず嫌いで意地っ張りであるが、自分の好きな道には努力を惜しまない。
生没年 生没年不詳
主な役職 加賀守護
官途   ☆義綱批評
「物怖じしない」、「批判っぽい口調」が兄・政親の打倒の旗印にされたというところか。負けず嫌いというあたり、兄弟対立になっても意地っ張りで妥協しない幸千代の姿勢を表しているのだろうか。
家柄 加賀冨樫家嫡家
参考 冨樫幸千代特集

 

(画像未設定) 人物名 槻橋 親長
(つきはし ちかなが)
★性格判断
親分肌で面倒見もよく、信頼度が高い。何事においても行動が大胆で、素早い。社交性があり、その人柄に惚れられる。一度面識を持てば、印象に残るキャラクターである。プライベートでは、対人関係で長所だった事が暗転しやすい。気性が激しく感情的。他人のことに夢中で、自分のことは甘くルーズ。冷静さを欠いた判断をしやすい。
生没年 生没年不詳
主な役職 冨樫政親被官
官途 近江守ヵ ☆義綱批評
親長は政親の奉行人として、積極的に行動していたらしい。「何事においても行動が大胆」なところが評価されたからであろうか。
家柄 槻橋家嫡流ヵ
参考  

 

(画像未設定) 人物名 額 景春
(ぬか かげはる)
★性格判断
ひょうきんで三枚目。人を笑わせたり、楽しませたりすることが得意。当人は気付かなくても、周囲の者を和ませる資質を持って生まれている。少々落ち着きのないところが欠点。内面的には意外にクールで計算高く、問題が起こった時には、非情な解決方法を取る場合もある。想像力や企画力にすぐれているが、それが利己的にみられやすく、中傷されやすい。
生没年 ?〜1488
主な役職 加賀国守護代
官途 丹後守 ☆義綱批評
 「少々落ち着きのないところ」「クールで計算高く」というあたりが、最初に仕えていた冨樫幸千代を裏切って、冨樫政親に味方したところかもしれない。想像力や企画力にすぐれているところが、守護代に抜擢された理由であろうか。
家柄 額家嫡家
参考  

 

山川家之イメージ 人物名 山川 家之
(やまごう いえゆき)
★性格判断
頑張り屋で努力家。実行力もあり、忠実な態度で評価を得る自己犠牲や奉仕的な事が好きである。根は陽気で明るい。人からものを頼まれると、嫌とは言えなくて、結局は自分が損をするはめにはなりやすい。涙もろくて優しいわりに、気性は短気である。家族を大切にするが、身内びいきな面があるが、対人関係に顔を出す。ゴシップを受けやすい。
生没年 ?〜1443
主な役職 加賀国守護代
官途 筑後守 ☆義綱批評
幕府の実力者である管領畠山持国邸の襲撃を計画をするあたり「気性が短気」と言える。それが失敗して、冨樫泰高が幕府から責任を追及されると、その責任を負って切腹したが、それが「自己犠牲や奉仕的な事が好き」という点か。
家柄 山川家庶流ヵ?
参考 山川家之特集

 

山川高藤イメージ 人物名 山川 高藤
(やまごう たかふじ)
★性格判断
活動的ではあるが、わがまま。他人の意見を聞かず、なんでも自己流でやってしまう。好奇心旺盛、悪く言えば移り気である。私生活上では、ケアレスミスが目立つ。自分の好きな分野には、非常に情熱的であり集中して取り組む。義理人情に厚く、人の面倒見が良い方であるが、相手にとっては必ずしも歓迎されない、やや「お節介」タイプ。
生没年 生没年不詳
主な役職 加賀国守護代
官途 三河守 ☆義綱批評
冨樫政親が将軍・足利義尚に従い六角遠征に行くと、高藤は守護代として領国を切り盛りした。「なんでも自己流にやってしまう」と言うあたり、政親に命令された税をある程度免除するあたり、自己流の解決方法と言える。「悪く言えば移り気」というあたり、長亨の一揆(高尾城攻防戦)で最後は政親を裏切り、一向一揆に行くところを表しているか。

家柄 山川家嫡家ヵ
参考 山川高藤特集

 


★☆★☆★仕事上での相性診断★☆★☆★

冨樫政親イメージ
冨樫政親
冨樫政親と冨樫泰高

仕事上での相性
冨樫泰高イメージ
冨樫泰高
上司から見れば、敬遠されるタイプ。実力を発揮するのはよいが、目立ちすぎると敵対心を持たれる。又、相手が部下か同僚ならば、スキャンダルやゴシップを吹聴されやすい。お互いに、誰よりも相手の実力や能力を認めあっているのに、つまらない妬みや仕事以外の出来事で足を引っ張り合う関係であるため、同じセクションにはいない方がよい。
☆義綱批評
「お互いに誰よりも相手の実力や能力を認め合っている」というあたり、泰高が隠居する際に、政親に冨樫の命運を託したというところを表している。ただ、スキャンダルやゴシップ(一向一揆との敵対)から、最後は「足を引っ張り合う」という長亨の一揆(高尾城攻防戦)での対立につながったのか。

 

冨樫政親イメージ
冨樫政親
冨樫政親と山川高藤

仕事上での相性
山川高藤イメージ
山川高藤
この組み合せは、お互いに譲り合う気持ちがなく自己中心的に考えやすいので、どちらかが相手の参謀的役割のサポート役を買ってでるとスムーズにいく。相手が上役であれば、懸命な努力をアピールすべきである。そうすれば、片腕となってよく働いているということで、能力も認められる。とにかく、立場をわきまえて、役割分担を明確にすることが必要な組み合わせである
☆義綱批評
理想を求める政親に対して、現実路線の高藤。確かに、「お互いに譲り合う気持ちがない」と言える。当初は、高藤が「参謀的役割」を買って守護代に任じられ、領国経営はスムーズに行っていた。しかし、長亨の一揆(高尾城攻防戦)では考え方の違いから、結局一向一揆方に去っていた。やはり譲り合えなかった。

 

冨樫政親イメージ
冨樫政親
冨樫政親と額景春

仕事上での相性


画像未設定


(額景春)
仕事上の最高の相性。相手が上司や得意先であれば引きたてられたり、契約が成立する。自分の能力を正しく評価してくれる。信じてついていけば好結果となる。これは新企画のビジネスで、最も効果が出る組み合わせ。自分が苦手な分野が相手の得意分野であったり、未体験なことが相手は経験済みのベテランだったりする。お互いが協力し合う関係である。
☆義綱批評
最初は幸千代に仕えていたのに、景春は結局、幸千代の対立関係にあった政親の元で仕官する。結局相性が良かったという点からだろうか。

 


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