高松城

高松城（高松城址）

読み仮名	たかまつじょう
別名	三屋敷
所在地	河北郡高松町内高松
形式	台城
築城者	冨樫高家
築城年	1338（暦応元）年
遺構	五輪搭、刀剣、空堀
歴代城主	冨樫氏

　1338年、反足利尊氏派の越後軍勢を迎え撃つ為に、冨樫高家（在京中）の家臣・額用家が高松浜で迎え撃つが敗走する（『越登賀三州志（故墟考）』による）。その時、すでに高松城は存在していたと言う（『日本城郭大事典』より）。その後、高松城は反尊氏派によって奪われるが、内乱終了後は再び冨樫氏の支配下での支城に戻った。1488年の冨樫政親と一向一揆（長亨の一揆）との戦いでは、高松城には一向一揆勢の浦上九兵衛直次らが拠って、越中からの援軍を迎え入れようとする山川三河守高藤を牽制する役割を担っていたらしい。

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