バス

ゲームの話(義綱’Sレビュー)
ドリームキャスト&その他編

☆このコンテンツの見方☆
発売元:ゲームを発売した会社 発売年:ソフトが販売された年
ジャンル:ゲームのジャンル
ハマリ度(どれだけ熱中できるか) 内容度(どれだけ内容が深いか)
達成感(やった後に残る達成感) お薦め度(義綱お薦め度を示す)
作成日:このゲームレビューを作成した年月日。
★が多いほど良い(5段階評価)。

★☆★ドリームキャスト編★☆★


「シェンムー〜第一章横須賀〜」
発売元:セガエンタープライゼス 発売年:1999年
ジャンル:アクション
ハマリ度:★★★★ 内容度:★★★★★
達成感:★★ お薦め度:★★★★
作成日:2002/10/06(Sun)
改訂日:2005/01/06(Wed)
シェンムー第1章横須賀
 主人公・涼は有名武術家の1人息子である。ある日突然、自宅で中国系の男に父親を殺され、その仇を打つために行動する事となった。3Dアクションゲームではあるが、常時敵と戦うわけではなく、立体3Dで再現した町で聞き込みをしたりとアドベンチャー要素も含んでいる。
 ドリームキャストの超大作と言う触れ込みセガが満をじして発売した作品であるが、ドリームキャストの販売台数の割りに生産過剰してしまったため、発売後すぐに値崩を起こし、2000年末には中古ソフト屋で1000円で売られていた(義綱も安くなっていたので購入した)。ソフトの値段からあまり内容に期待していなかったが、ゲームを始めると大変美しく綺麗なグラフィックに驚愕!1986年の横須賀が舞台であるが、昔の日本のどこでもありそうな住宅地・商店街を見事に3Dで再現。ジャンク屋、コンビニ、民家などなど自由に歩き回れて店にも入れて、まさに80年代の横須賀を散歩気分に浸れる。3Dを活かしたイベントなどが目白押しで飽きさせないし、ゲーム上の期限も内容より長めに設定してあるので、色々と寄り道できるのも良い点である。ただし、対戦格闘シーンを含んでいるので後半になると特に苦手な人に難易度が高くなってしまう(義綱も序盤こそなんとかクリアしたが、終盤の対戦格闘がクリアできずに放棄してしまった)。ここが楽なら万人向きゲームとなれたのに惜しい。同ゲームが第一章なので、ニ章・三章と続いている。二章は上海が舞台で、すでに発売済みである。

「首都高バトル2」
発売元:元気 発売年:1999年
ジャンル:レースゲーム
ハマリ度:★★★ 内容度:★★★★
達成感:★★★ お薦め度:★★★
作成日:2001/03/25(Sun)
改訂日:2005/01/06(Wed)
首都高バトル2
 首都高環状線及び湾岸の新環状線を完全再現。夜の首都高で敵車にバトルを挑み勝利することが目的である。バトルに勝利しポイントを稼ぐことによってチューニング・カスタマイズしより早い車体を作り上げる。
 友達の家で遊んだ時、同ゲームの体験版が置いてありはまり、思わず購入。本物の首都高と遜色無いほど首都高がよく再現されている。本物の首都高でかっ飛ばしている人は、通常のドライバーに迷惑になるのでこのゲーム上ででかっ飛ばしてくれ(苦笑)車の種類も多用意されているし、ナンバーも全国のものから自分の好きなものを設定できる。難易度は初心者が満足にできるほど簡単ではなく、極めるにはかなりの時間がかかるので、レースゲームが苦手な人にはお薦めできない。
 ゲームでは首都高を200km/h超えで走るが、本物の首都高はカーブがきつく100km/hでも結構恐い。当然ゲームで200km/hも出せば壁にぶつかる壁にぶつかってもそのまま走りつづける主人公もライバルカーもすげーと心から思う。一体どんな鍛え方をしてますか?

「東京バス案内」
発売元:フォーティーファイブ 発売年:1999年
ジャンル:バス運転シミュレーション
ハマリ度:★★★★ 内容度:★★★
達成感:★★ お薦め度:★★★★
作成日:2000/10/03(Wed)
改訂日:2005/01/06(Wed)
東京バス案内
 プレイヤーは都営バスの運転手となり、客を乗せ安全にバスを運行させる事が目的。制限速度や交通表記など道路交通法をしっかりと遵守り、さらに他車にぶつからないにようにしたり、急発進・急停車をしないようにしたり、車内アナウンスを忘れないようにしたりと乗客の安全と利便性に配慮した運転を求められる。
 ドリームキャストという高性能なハードのためグラフィックはかなり綺麗で良い。いわば、「電車でGO!」のバス版という感じ。しかし、そこは電車とバスの違い。バスは電車と違って歩行者や渋滞などを気にする必要があり、その分難易度が高く難しくなっている。だが、色々とやる事がある分、やりがいも大きくプレイのしがいがありハマリ度は高い。このソフトの難点は走るコースが少ない事である。新宿・お台場・青梅の3ヶ所のみで、あとは時間帯(朝・昼・夜)によって歩行者が多いなど状況が変わるのみである。もう少しコースが多く充実していれば大作入り間違いなしのもったいないソフト。
♯PS2に移植ソフトが発売された。
♯PS2に続編「東京バス案内2」が発売された。

★☆★メガドライブCD−ROM編★☆★


「ファイナルファイトCD」
発売元:カプコン 発売年:1993年
ジャンル:アクション
ハマリ度:★★★★★ 内容度:★★★★★
達成感:★★★ お薦め度:★★
作成日:2000/11/07(Tue)
改訂日:2005/01/06(Wed)
ファイナルファイトCD
↑MD-CD版
中古で買ったため「チョイキズ」の表示あり
ファイナルファイト
↑SFC版
 ファイナルファイトはアーケード(ゲーセン)に1989年に登場したゲームである。迫力のあるグラフィックと音楽でゲームファンの心を強く捉えて、横スクロールアクションというゲームジャンル確立し、同ジャンルのことを「ファイナルファイト系」と呼ばれる程の代表作になった(最初の横スクロールアクションと言えば「ダブルドラゴン」だが、ファイナルファイトの方が有名になったのでこう呼ばれる)。
 同ゲームは、89年にアーケード登場後、90年にはスーパーファミコンに移植されて大ヒットとなる。そしてメガドライブCD−ROMで1993年にも発売されることになった。メガドライブCDはメガドライブとセガサターンの繋ぎになってしまい、ハード(機種)自体はあまり売れなかったが、このソフトやRPGの名作「ルナT・U」などの大作も少々生まれた。
 スーファミ版のファイナルファイトは、初期のスーファミ作ということもあり8メガバイトという容量の都合、アーケードステージ4のカット、敵キャラ同時出現3人まで、主人公キャラのガイを削除、場面移動画像のカットなど涙ぐましい容量削減努力がされた。それでも、発売当初ソフトの少なかったSFC界はこのソフトの発売で活気付いた。メガドライブCD版のファイナルファイトでは、ハード性能の大容量活かしアーケード版に近い作品に仕上がった。2人同時プレイの復活、場面移動画像復活、敵キャラ同時出現4人まで、削減されたステージ4の復活とSFCの問題点をクリア。CD-ROMゆえ音源も良いのでアーケードの雰囲気それ以上で楽しめるのではなかろうか。基盤を買うより安いという面ではかなりお得なソフト。でも、問題はハードのメガドライブCD−ROMを購入できる店は限られ、さらにこのソフトを手に入れられる店はもっと限られるという点だろうか(購入できるか不明という点でお薦め度は低くならざるを得ないので★が2つになっている)。どうしてもMD−CDを手に入れたいれたい人はハードオフのジャンクコーナーに行ってみよう(結構使われなくなったハードが置いてある。セガサターン・ドリームキャスト・3DO等々)。


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