ゲームの話(義綱’Sレビュー)
セガサターン編
☆このコンテンツの見方☆
発売元:ゲームを発売した会社 |
発売年:ソフトが販売された年 |
ジャンル:ゲームのジャンル |
ハマリ度(どれだけ熱中できるか) |
内容度(どれだけ内容が深いか) |
達成感(やった後に残る達成感) |
お薦め度(義綱お薦め度を示す) |
作成日:このゲームレビューを作成した年月日。
★が多いほど良い(5段階評価)。
「EVE burst error」
発売元:シーズウェアー |
発売年:1997年 |
ジャンル:アドベンチャー |
ハマリ度:★★★★★ |
内容度:★★★★★ |
達成感:★★★★ |
お薦め度:★★★★ |
作成日:2000/01/11(Thu)
改訂日:2005/01/06(Wed) |
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元はパソコンの18禁(18歳未満プレイ禁止)ゲームであるが、単なるアダルトゲーム移植と侮るなかれ!
ゲーム史上最高のストーリーと、スリルを持つゲームと私は断言する!私は夢中になってこのゲームをプレイしていた。ちなみにセガサターン移植版は、性的シーンを限りなく抑えてあるので、お子様でも十分お楽しみ頂ける。
ジャンルはアドベンチャーであるが、ほとんどストーリは一本道。プレステの「やるドラ」シリーズを思い浮かべると、それに近い感じであろう。ゲームでは主人公が2人いて(小次郎・まりな)、それぞれの視点でストーリが同時進行する。つまり、2人の主人公を途中で交代しながらゲームを進めていくのである。最初は全く別の事件を追っている2人の主人公だが、徐々に追っているモノが重なりだし、中盤に入ると主人公同士が関わりあうようになる(ただ、本当に最後最後の場面まで主人公同士が一緒に行動することはないが)。時にはすれ違い、時には助け合い事件を解決に導いていく様はまさに感動!フルにやればざっとプレイ時間40時間。じっくり進めるもよし、暇な時間を見つけていっきにやるもよし。とにかく私的にハマった。ストーリーに全く関係ない爆笑ギャクあり、本編のストーリも意外性もあり、でとにかく最高傑作でゲームがエンディングを迎える頃には感情移入すること間違い無し。今でも根強いファンが多く、コアなネットサイトもたくさんできている。最後に連続殺人の犯人入力画面があり、全て正解すると真のエンディングに突入するわけだが、私は
最初に犯人を当てられる人まずいないだろうと確信する。
ちなみにEVEシリーズは続編が数々出ているが、いかなる続編もこの初代「EVE
burst error」にはかなわない。まだ同シリーズをプレイしていない方は間違いなく「EVE
burst error」から始めることをお薦めする。「EVE
burst error」で間違いない!
「大江戸ルネッサンス」
発売元:パックインソフト |
発売年:1995年 |
ジャンル:歴史シミュレーション |
ハマリ度:★★★ |
内容度:★★★★ |
達成感:★★★★★ |
お薦め度:★★★ |
作成日:2001/07/04(Wed)
改訂日:2005/01/06(Wed) |
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時は江戸時代。プレイヤーは江戸幕府老中である田沼意次となり、江戸の町や諸産業を発展させ資金が底を尽きかけている幕府財政を建て直し、600万両の貯蓄をする事が目的である。
浪費癖のある将軍様が余計なものを買ってきたり、政敵・松平定信(実際に田沼意次のあとに老中になって寛政の改革を行っており、政治姿勢は意次の全く逆であった)に嫌味を言われたり、勘定奉行などの汚職が発覚しプレーヤーは厳しく叱ったり袖下を貰ったりと、江戸情緒をプレイヤーは満喫できる。また、江戸の町並みが田沼の政策によってどんどん発展していくというシムシティー的な要素もある。中でも一番面白いのは、蘭学者・平賀源内の発明を通して江戸の町が文明的発達をすることである。家がレンガ建築やコンクリート建築になったり、エレキの開発で「江戸タワー」が建築されたりする。さらには海外から購入した大きな軍艦が18世紀の江戸湾に停泊したり、反射炉を整備したりと、本当にそんなことが出来ていたら、幕府は21世紀まで続いていただろうなと思われる要素がいっぱい。「A列車で行こう」や「シムシティー」シリーズの感覚もあり、経営シミュレーションの感覚もあり、歴史シミュレーション感覚もあり、手頃な価格も含めてお買い得ソフトである。それにしても、
発明が進みきったときの平賀邸は一体・・・あれじゃ22世紀のドラえもんの世界だよ(苦笑)
「Jリーグプロサッカークラブを作ろう2」
発売元:セガ |
発売年:1996年 |
ジャンル:経営シミュレーション |
ハマリ度:★★★ |
内容度:★★★ |
達成感:★★★★★ |
お薦め度:★★★ |
作成日:2005/01/06(Wed) |
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1996年に発売されたこのゲームを義綱がクリア(インターナショナルカップを日本が制覇)したのが2004年。実に足掛け8年でクリアしたことになる。サッカーゲームと言うと11人を操らなければならず大変のように思いがちであるがこれは違う。なんと、試合中は選手を直接操作することは一切できない。プレイヤーがすることは、有能な選手を育成しあるいは入団させ、スタジアムやクラブハウス/練習場を拡大しより強いチームを作ることである。いわば、プロサッカークラブの経営者=オーナーになることである。
チームは実在の選手を獲得できるので好みの選手を集めることもできるし、エディット選手(自分で姿や性格を決められる選手)も作れるので愛着が沸く。そしてなによりこのゲームの醍醐味は、自分の地元にクラブチームを作成できるということ。既存のチームではなくてプレイヤーは新規参入チームを立ち上げJリーグに参加することになる。それゆえ七尾にプロサッカークラブが誕生!なんてのも夢ではないのである(無論既にクラブチームがある都市でも選ぶことができる)。「自分の地元にチームがあれば絶対応援するのに…」と思っている人はとりあえずこのゲームをプレイしてみよう。このシリーズはどんどん続編がでているので、最新版を購入するのも良いであろう。このセガサターンの2作目なら中古で500円以下で入手可能である。実在選手には興味無し!とにかく地元にプロチームを!という人には価格の安く1作目よりシステム的に大幅に改善された同作品をお薦めする。
「信長の野望天翔記」
発売元:光栄 |
発売年:1995年 |
ジャンル:歴史シミュレーション |
ハマリ度:★★★★ |
内容度:★★★★ |
達成感:★★ |
お薦め度:★★★ |
作成日:2000/01/11(Thu)
改訂日:2005/01/06(Wed) |
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天翔記は全国版・戦国群雄伝・武将風雲禄・覇王伝と続き、信長の野望シリーズ5作目。前作覇王伝がかなりプレー時間がかかり、また後半単調だった事もあり不評だった。そこで、「信長の野望って後半がだらだらしてて面白くない」って方に天翔記はシリーズで一番お薦めである。前作・覇王伝に比べさくさくゲームが進みイライラは極度に減少。さらに軍団制を取ることによりコンピューターに委任した武将に大きな兵力を持たせる事が可能となった。自勢力の委任武将が積極的に攻勢に転じ、戦闘シーンを見なくてもあっという間に勢力が拡大することができる。さらに覇王伝の改善として1回の戦闘で一つの城しか攻略不可という不便さも解消され、攻め込んだ城の近接範囲の何個かの城も一緒に落とせるようになった。また、シリーズ初の試みとして天文年間のシナリオ(1534年シナリオ開始)が追加され、マイナー大名やマイナー武将が多く登場したのも通好みを満足させる要素である。
全体として難易度が低めになっており、従来の信長の野望シリーズ特有の初心者に対する敷居の高さもないので、興味をもってやってみようかと思う人にはお薦めのシリーズ作品。このゲームはセガサターンにおいてPK版(パワーアップキット)も発売されており、武将の名前や能力値を自由に編集することが可能になっている。武将の能力値に疑問を持つ人はこの機能で全ての武将データを編集してみよう!ただ、ひとつ難点が…PK版をセーブする際の容量の多さは異常と言う他ない。なんと1450ブロックほど使う・・・。
なんでそんなに膨大な量使うんだ!
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