馬場城(馬場城址)


読み仮名 ばんばじょう
別名
所在地 輪島市門前町字馬場
形式 山城
築城者 不明
築城年 不明
遺構 空堀、郭
歴代城主 仁岸氏
交通  
  
 輪島市門前町にある総持寺(現在は総持寺祖院)から南西にあるのがこの馬場城である。『越登賀三州志』によると、馬場城の城主は「仁岸石見守」と言われている。南北町時代には長信氏が仁岸の地頭職となっている。仁岸氏は長氏庶流と言われているので、この頃から馬場に居館を持っていたのかもしれない。城の歴史について『石川県中世城館跡調査報告書U(能登T)』(石川県教育委員会,2004年)では「城の構築を十四世紀代の総持寺文書に認められる仁岸氏に比定する見解もあるが、城郭遺構の規模と内容から再考すると、戦国期以降に構築された小規模な山城である可能性が最も高い。」としている。ということは、仁岸氏が館を戦国期にここに移したものかもしれない。

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