松任城(松任城址)


松任城跡
(松任城跡・写真提供:林光明殿

読み仮名 まつとうじょう
別名 一名蕪城、鏑木城
所在地 松任市
形式 平城
築城者 松任十郎範光
築城年 1429(永亨元)年
遺構 無し
歴代城主 松任市→鏑木氏
 
 松任に館を構えていたものは1429年以前にもいたが、城を築いたのは、冨樫氏一族と言われる松任十郎範光である。それでも範光が築いたのは館の規模の大きいもの程度であり、松任城が本格的に整備されたのは、一向一揆の有力国人・鏑木氏が城主になってからであった。鏑木氏は3代に渡って松任城主として居城した。
 現在の松任城跡はまったくといっていいほど遺構は残っていない。二の丸は大正期に公会堂・図書館が建ち、昭和期に入って警察庁舎が建てられ堀は完全に埋められてしまった。戦後、城跡はおかりや公園として整備されたが、公共施設の相次ぐ建設によって当時の面影を残すものは皆無である。

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