情報は2008年11月現在

小谷城
(滋賀県湖北町)

 京都・滋賀旅行に行った時に訪れた城を紹介します。小谷城を訪れる前に、朝倉氏遺跡を訪れました。朝倉氏遺跡はさらに発掘調査が進んでいますし、山城部分も公有地化し、発掘調査をするとのこと。ほとんど進まない七尾城整備からみるとずいぶんうらやましい。

 さて、一緒に旅をしてくださる武藤様の車で福井県を南下して、再び滋賀県へ。小谷城へちょっと寄ってみます?ということで行くと、なにやら「小谷城戦国歴史資料館」の看板が!これは行ってみたいと案内の方向についていくと現れたのが上記写真。復元の門らしいものがある。石碑をみると「小谷城跡清水谷武家屋敷群」がここら辺にあったらしい。なかでもこのあたりは知善院跡であり、清水谷の入り口に位置するらしい。それでもなぜこの門のようなももの復元がここにあるかの説明はなかった。そして、小谷城戦国歴史資料館へ…。



 なんだろう、この看板と建物の違和感は…。滑り台?児童館?と歴史が結びつかない。建物に入ってみると天井が低くやはり児童館のようだ。しかし、受付があり、「小谷城戦国歴史資料館 入館料200円」とある。??。そのなぞは受付の女性が教えてくれた。ここは元々児童館であった。けれどもっと子どもがいる近くに児童館をということで、この児童館は閉鎖。せっかく小谷城の近くに建物があることから「小谷城の資料館に」ということで、最小限の改修で資料館としてオープンしたのだということだった。
 建物の中は浅井氏の系図や小谷城の説明があったが、まだオープンしたばかりということもあり資料が少ない。2つある展示室のうち1つは準備中。これで 200円はちょっと高い。五大山城にたとえられる小谷城に今まで資料館がなかったことを考えれば、むしろ歓迎すべきかもしれない。今後の資料の充実に期待。



 小谷城にぜひ登りたいところではあるが、一泊二日の行程ではとても無理。だから写真だけを撮って次の地へ。ゆっくりと登ってみたいが。次の目的地は国友。私は火縄銃が好きなので「国友鉄砲の里資料館」に行ってもらうことになった。滋賀県は京都に程近いため歴史的観光地がかなり多い。そのため、地元滋賀県の武藤様は次の目的地と所要時間を瞬時に割り出してくれる。本当に世話になりっぱなしである。


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