バスと新幹線

愛車の“スターレット”「能登号」の話

私が今乗っている(所有している)車はトヨタ「スターレット」です。
で、愛称は当然の如く(?)「能登号」に決定。ここでは能登号について語ります。

※最初にお断りしておきますが、私義綱は車に詳しくありません。
 ですので、車について語るといってもパーツの話や改造についての話はありません。
 あしからず。

スターレットの愛車能登号
↑能登路を走る“能登号”
愛称 能登号(私が好きな地名が名前の由来)
車種(型式) トヨタ スターレット(EP82)ノーマルエンジン
ドア 2ドア
初登録年 1993(平成5)年2月
譲ってもらった日 2001(平成13)年)10月19日
走行距離 2001年11月19日現在およそ53000km
2005年11月23日現在およそ87000km
2007年8月26日現在およそ100000km
2010年1月15日現在およそ113000km
2011年12月30日現在およそ124000km
2013年12月28日現在およそ138000km
2015年6月14日現在およそ146000km
2015年10月4日現在およそ149550km
車検有効期間 2002年2月まで(更新)
2004年2月まで(更新)
2006年2月まで(更新)
2008年2月まで(更新)
2010年2月まで(更新)
2012年2月まで(更新)
2014年2月まで(更新)
2014年2月まで(更新)
2016年2月まで(更新)
2015年10月4日乗換。
駐車場代 タダ(自宅駐車場のため)

「愛車の最後の日」2015/10/04
 ついに愛車スターレット「能登号」の最終日。真夜中にどうしても一緒にドライブに行きたくなって片道20kmほど真夜中の国道を一人でドライブ。
 当日の朝はちょっと遠くの喫茶店で家族全員でブランチ。窓辺に座り、能登号を見える位置に移動させた。その後、家に帰る途中で見たブックオフに寄る。そして買い物。いつもの休日のようだが、夕方には引き渡し。いつもの日常ではない。買い物から帰る途中。家まで近いのにカーナビの「自宅に帰る」を設定。これが最後の「自宅に帰る」なんだなあ、と。そう思うと自然に涙がこぼれてしまった。
 午後から能登号の整理整頓。トランクやダッシュボードに入っている書類を整理すると、13年前に愛猫「たっち」をキー綴じ込みで幽閉してしまったJAFの作業証明書が発見される。すべての整理整頓を終えると、ディーラー出発まであと50分。神社で頂いたお神酒を家族で4本のタイヤにかけ、今までの労をねぎらう。

 そして、能登号とのラストラン。ディーラーへは能登号で10分。娘はむせび泣いていた。車内のティッシュすら家に置いてきてしまったことを後悔。娘がわんわん泣くのを見て、自分も泣いてしまう。息子と妻は押し黙っている。
 ディーラーに着くと社員さんが元気よく対応してくれる。「今日は良いお天気でよかったですね。」と社員さん。「そうですね。」と言いつつも、いつもの元気はでない。いつも子どもコーナーで遊ぶ2人の子どもが元気ない。妻が気を利かせて3DSを子どもに渡すと夢中でやりだした。これで少し気がまぎれるかな。
 今日は大安。わんわん泣く娘に対し、社員さんが「たくさん思い出をつくれましたか?」「とても愛着のあるお車なんですね。」と話してくれるが、妻もなんとなくうわの空。
 書類にサインし、新車の説明を受ける。新車の設定で一部、行き違いがあり、今週中に再度作業することに。それでも能登号の自動車保険は今日で切れるので乗っていくわけにはいかない。新車の動きに影響はないので、乗って帰ることに。トヨタの社員さんが、能登号と新車で家族写真を撮ってくれるという。1ヶ月点検の時にフォトフレームにしてくれるらしい。さすがトヨタのサービス。
 写真撮影が終わって、新車に家族全員乗り込む。ディーラーの方が元気よく出口まで案内して深々とお辞儀をして見送ってくれる。そして帰宅路へ走り出すと、娘がまたわんわん泣き始める。それにつられるように私も、そして息子も妻も。

 泣く娘に妻は「普通の車は7年ほどの寿命。20年以上も走れて楽しかったと思う。周囲に散々乗り換えたら?と言われたが、能登号と走れてとてもよかった。」と。さらに「新車を晴れ晴れした気持ちで迎える人もいるけど、私達はそうはならなかったね。」

 私が小学生の時、父親が車を乗り換えたが、その車が好きで次の車を好きに慣れなかった。今でも親戚一同にネタにされるくらい。見事にその性格が遺伝したな。と思ったりする。

 早めにお風呂に入って寝ようとしたら。外から雨音が。今まで暑いくらい晴れていたのに、局地的に雨になっている。私の気持ちを代弁するかのような雨。ひょっとすると能登号の涙?しかし新しい車に罪はない。たっぷり愛情をかけてやらなければと思うが、どうも今日は気分が乗らない。

「ありがとう能登号」。そして「おやすみ能登号」。
 

「語りかける愛車」2015/9/20
 今日は新車がディーラーに到着する日。これからディーラーオプションの作業に入り、納車は10月3日と決定。能登号についているETCとサブウーファーを取り外し、新しい車に装着する予定。愛車が私の手元に来てから初めてのパワーダウン。そして初めて能登号が乗換相手を目にする日。次に会う時は乗換の日。そう思うと寝つけなかった。ふと「車 乗り換え 寂しい」と検索したら、同じ想いの人がいた。そして「kandou story」(名無し職人さん)の車の言葉を見て、同じように能登号の言葉を記録したくなった。名無し職人さんのマネをお許しください。


「語りかける愛車」

能登号と山

2人目の御主人と出会ったのは、ボクが8歳の時。
ボクは最初のご主人様に大切にされなかった。
販売店で買われた時には最低限のオプションしかつけてもらえなかった。
タバコの後もダッシュボートにつけられた。
左横を大きく擦って傷跡がついても直してももらえなかった。
そして、ただ同然で親戚の会社の後輩に売られることになった。
売られる直前には、お腹が空いてもギリギリまでしかガソリンを入れてもらえなかった。

新しい環境でもっとボクはいじめられるのではないかと思った。
そして新しいご主人様も、ボクを初めてみて、「えっ」という顔をした。
ボクの車検はあと半年。きっとそこまでの命だと思っていた…。

しかし、新しいご主人様は会社の先輩にボクの話を持ちかけられて、
1日で返事をしたらしい。
社会人1年目で、スターレットが好きで、彼女がいて、そして愛猫と一緒に住んでいたんだ。
ボクはその愛猫さんを実家に連れて帰るために買われこともわかった。

ボクハ、必要トサレテ、ココニキタンダ。

そして、ボクは今のご主人様と再び走り始めた。

ボクが買われてから、ちょっとしてご主人様は結婚を決めた。
ボクが買われてから、御主人様は転職を決めた。
ボクに「能登号」という名前を付け、ボクを家族にしてくれた。
タバコの傷跡も、ダッシュボートを造花で飾って目立たなくしてくれた。
古かったカーオーディオも新品に買い替えてくれた。
猫さんもボクの事を気に入ってくれて車内でスヤスヤと寝ていましたね。

でも…あなたが転職でうまくいかない時、
あなたは自暴自棄になり、山道をすごい勢いで走った。
このままボクと命を終えても…なんて言っていた。
だからこそボクは懸命にあなたを守ったよ。
あなたの大事な人が悲しむ顔を見たくないだろうからね。

ボロボロの左パネルもあなたはお金をかけて修理してくれました。
10歳を迎えたボクは2年前よりキレイになっていました。

そしてボクがあなたのところに来て2年経ったあの日。
ボクは具合が悪くなり、ディーラーで次の車検は無理だと言われましたね。
その時、ボクはディーラーの車庫で覚悟を決めていたんだよ。

しかし、あなたは大金をかけてオーバーホールしてくれました。
そして、あなたの奥さんもボクに微笑んでくれました。

それからというもの
カーナビもつけ、ホイールも替え、当時は珍しかったETCもつけ、
ちょっと調子が悪くなったらすぐに修理をしてくれましたね。
そして左に残っていた擦り傷もすべて板金屋さんで直してくれました。
ボクは歳を取る度、どんどんキレイになった。

そしてボクがここに来て5年目。
あなたが娘のように可愛がっていた猫さんが亡くなってしまう。
ボクがここに来た1番の存在意義がなくなってしまった。
でも、ボクはあなたに愛され、必要とされ、居続けることができた。

歳を取ったボクは、あなたの両親に、そして友達に、会社の先輩に、
散々買い替えを勧められていたそうですね。
その度にあなたの新しい2人の小さな家族も含めて、ボクを大事にしてくれた。

関東を飛び出し、東北や北陸も行った。
四国旅行では3日で2000kmも走った。
とっても疲れたけれど、あなたはいつもガソリンを早めに補給し、
ボクはお腹が空くことなんてほとんどなかった。

そして、ボクは20歳の誕生日を迎えた。
人間で言ったら100歳ぐらいの歳なのかな?
徐々に故障の頻度も多くなり、オイルの下がりも出始めた。
その度にあなたは修理をしてくれたけど、
ボクの体は正直、かなりキツイ状況だった。

22年目の夏。初めてあなたは買い替えの検討のためディーラーへ。
駐車場にいる時はやっぱりちょっと淋しかった。

でも、昔の淋しさと同じじゃないよ。
ボクは知ってるもん。今でもあなたと家族はボクを好きでいてくれるってこと。
だけど、今のボクは体の調子もかなり悪く、遠くへ行くのはきびしいかも。
ボクのせいで、家族が遠くに行けないのもツライ。
そして、大好きなボクの家族を危険にさらすのは嫌なんだ。
新しい車を買ったと聞いた時は、
家族を危険にさらすことがなくなるとちょっと安心もしたよ。

ディーラーではこんなボクでもいくらかで買い取ってくれると言うけど、
もう歳も歳だし、次のご主人様が現れることはないと思う。
ディーラーで部品になるのかも。

未来ナンテ、ボクニハ ワカラナイ。

だけどボクには、最後の瞬間まであなたをしっかりと目的地へ送り届ける役目がある。
会社へのいつもの道を走る時も、1回1回が大切なドライブだ。

そして、明日。ボクがディーラーへ行ったら…新しい車に会ったら…何て言おうかな。

うちのご主人様は、運転中はスピードも出すし、口も悪いけど、

ボクニトッテハ、大切ナ家族デス。
ウチノ家族ヲ、ヨロシクオ願イシマス。

そして、最後の日にはあなたに伝えたいことがある。

ボクノ第二ノ、クルマ人生、トテモ楽シカッタ。

新しい車を大切にしてあげてね。
ボクの第一の人生のように淋しい想いはさせないでね、と。

「買い替えの決断の時…」2015/6/14

 22年目に突入している愛車スターレット「能登号」。スーパーファミコンの「ゼロヨンチャンプRR」というゲームで最初に手にしたスターレット。そして当時私が好きだった加藤紀子というタレントがしていたCM。「最初に自分が乗る車はスターレットが良い」とずっと思っていました。

 このコンテンツの最初にもある「私と能登号との出会い」は最悪でした。前の所有者の手荒な管理もあり、左サイドパネルは傷だらけ、ガソリンはエンストすれすれ、パワーウインドもないし、ダッシュボードにはタバコの煙跡が…。最初は2年乗れば次の車に買い替える予定でした…。しかし、最初の“自分のクルマ”ということもあり「能登号」という愛称もつけてしまった。そして早々に左サイドパネルの交換や数々のアクセサリーにも手をだし、さらに愛着が湧く、とにかく自分が大好きな車になった。

 15年超過したあたりから周囲の人に「買い替えたら?」と言われつつも、家族が「能登号」が大好きで応援し続けてくれたこともあり、なんとか初年度登録から20年の大台を超えて乗り続けることができた。

 「能登号」に乗っていると、まるで自分の手足のように動く。そしてアクセルレスポンスの良さ。軽い車体に1300ccの馬力。ノーマルスターレットだが、自分がスピードを出すには十分だった。運転している時には、常に「能登号」に話しかけられているような感覚があった。前の持ち主が手荒だったため、私に甘えているんだと思うこともしばしば。

 しかし、そんな能登号2009年にはオイル下がりが始まった。2011年に自宅車庫で擦ってしまったサイドパネルの修理では、代替部品がないので修理にかなりお金がかかった。2014年にはエアコンが故障し、修理代に10万円かかる。2003年にオーバーホールしてから早12年。また同じ箇所からオイル漏れすることも考えられる。エンジン音も最近大きくなり、カタカタとオイルの上がり音もするようになる。

それでも我が妻は「能登号の2年延長」を唱えてくれた。さすが我が妻、私の本音を言い当ててくれた。

そんな時に私の無二の親友が車の相談で言ってくれたくれた言葉が胸に刺さる。


「パーツの事もあるし、そろそろ休ませてあげる時期なんだろうね。
でも、スターレットは幸せ者(車)だね。そこまで想われているなんて。
車冥利に尽きるというものだろうね。」


 「能登号を休ませてあげる時期」…そうだろうね。いつ寿命が来るかわからない状態。もし高速上でエンジントラブルなどが起き、家族が巻き込まれてしまったら…。それは「能登号」も望まないだろう。私の中で「買い替え」の決断が下された。

 どんな事にも出会いと別れがある。能登号とは最悪の出会いが転じて、最高のパートナーであり、私の最高の車人生となった。その最高のパートナーがまだ生きているうちに別れなければならない。好きなのに別れなければならない。

 たかが車。されど車。私にとって初めての車。15年も連れ添ったパートナーと別れるのは悔しい。

 前の糞な所有者が7半年で私が15年。前の糞な所有者の走行が54000kmで私が92000km。能登号がかわいがられなかった期間に対し、所有期間も、走行距離もそして愛情もすべて注いできたつもり。その分、新しい車を見にディーラーに行くのが、ずっと気が引けてきた。だけど、能登号も私達家族を故障で危険な目に遭わせることは望まない。だからこそ次の車に真剣に向き合う時期が必要。そして次の車をしっかりと愛するために、中途半端な気持ちで買ってはいけないと思った。

 昨日新しい車の試乗に行った。候補は2つ。トヨタ・アリオンとスバル・インプレッサG4。しっかりと向き合ってちゃんと「愛車」にしたい。

 妻が「能登号の記念のために、今年の夏はどこか旅行に連れて行ってあげなきゃね。」と。前々から考えていた山陰旅行かな?と思いが廻った時、さらに加えて「私の友人が、長距離は良い結果にならないこともあるから止めた方がいいと言っている」と。どこまでも私の気持ちを察してくれる最高の伴侶。しっかりと思い出を走行に詰め込んで「引退」をさせてあげよう。

 能登号が「引き取られていく」最後の最後まで、今までと同じ気持ちで愛してあげよう。前の所有者との違いだと思っている。それが私ができる事。そして15年のパートナーに対する恩返しだと思う。

 今のこの気持ちを残しておきたいと、久しぶりにこのコンテンツの筆を取った次第。

「カーオーディオの更新」2013/12/28

 20年目に突入している愛車スターレットのカーオーディオを買いなおしました。

というのも、我が家のステレオコンポのMD部分が壊れて読み取れなくなったためです。

えっ!?MDを知らない?
セガから発売されたメガドライブの略ではないですよ?
えっ?そんなのもっと知らない(笑)

MDはミニディスクの略で、ソニーが1992年に発表したデジタルデバイス(記憶媒体)です。

カセットテープがアナログ録音で、音質の劣化があるのに対し、MDはデジタルなので劣化もしない。さらに曲の頭出しもすぐでき、CDをダビングするにはうってつけのデバイスだった。

 しかし、2000年代に入りCD−Rが普及し、MDは衰退していく。
さらにi-Padやスマホの普及でいちいちダビングする手間もなくなったことにより、2013年現在ではとうとうMDの生産そのものも中止となってしまった。

 我が家では能登号を譲り受けたのが2001年。その翌年にMD対応のパナソニックのカーオーディオを購入した。それ以来カーオーディオは故障知らず。取り外される昨日まで現役バリバリだった。しかし我が家のコンポで録音できなければ、能登号に新たな音源が提供できない。無念だが新しいカーオーディオの購入の検討となった。


 しかし、カーオーディオのCD対応HDDが嫌いな私。読み込んだCDを勝手にHDDの中に取り込むオーディオ。私の父のクルマのオーディオには、落語まで取り込まれていた。一度読んだら消すのに時間がかかる。こんなのは嫌だ…。そこで、SDカード対応のカーオーディオがないか探したが、どうやら無いらしい。しかし、ケンウッドでUSBメモリ対応のカーオーディオがあるというので、早速オートバックスに行って調査開始。

そこで出会ったのが、このカーオーディオ。
アルパインオーディオ
 デザイン性と表示されるディスプレイのかっこよさにもう惹かれた!しかもUSB対応。自分で持っていった携帯音楽プレーヤーを接続してみたらちゃんと聞ける。スゴイ進化だ!お値段は18900円。定価販売だ。メーカーは「ALPINE」(アルパイン)?よく知らない。隣にお目当てのケンウッドのあるが、値引きされて16900円。しかしデザイン性がイマイチ。
 そこでオートバックスの店員を呼んで話を聞いてみる。「アルパインってどこのメーカーですか?」と聞いたら店員さんは「そんなことも知らないの?」という表情で、「えっ?日本のメーカーですよ…。」という。カーオーディオやカーステレオを専門とする企業だけに、どうやら私が知らないわけだ。アルパインは高級志向で定価販売なんですよ…ということで、店員はケンウッドを進めていた。しかし、オーディオ専門の作業する人が本日は他の作業をしているため、今日はできないとのこと。そこで、私は家に帰ってネットでケンウッドとアルパインの比較をすることにした。

 すると、アルパインのカーオーディオの評判はユーザーから上々。色々な音響設定ができるらしく。ケンウッドの機種よりも評価が高いところが多かった。そこで、もうアルパインに決定!
 翌日。同じオートパックスで作業をしてもらいました。
アルパインオーディオ
 上が取り付け画面です。上にパナソニックのカーナビがついています。ETCやワンセグテレビのリモコンや、シガーソケットでの電飾やらサブウーファーのリモコンやらで大混雑(笑)その中にアルパインのカーオーディオが加わりました。下のエメラルドグリーンの携帯音楽プレーヤを接続して聞いています。なんとも10年でこんなにカーオーディオは進化していたのか…。いまやスマホやi-Pad対応のオーディオもあるみたいですね。お値段は、18900円+作業工賃5250円。なかなかいい買い物でした。
「能登号の退院。患部はどうなったか?」2012/01/01

 内輪差でガリガリ削られてしまう自損事故で、修理にだして一週間。すごく長かった…。そして、治って帰ってきました。「おかえり!能登号。」そして、患部はこんな感じです。

<Before>
能登号Before
   
<After>
能登号After


 うん。なかなかの見栄え。ストライプステッカーを外さなくてもここまでできるのか…さすがディーラー。値段も12万円を修理個所を絞って8万円に下げてもらい、さらに値下げで7万円にしてもらいました。7万円でここまで戻れば満足。怪我を負わせてしまった負い目もこれで解消できる。
 今年はいつも家計費から頂いているクリスマスプレゼントを辞退。私にとってサイコーのクリスマスプレゼントだから、これ以上いらないわ。クリスマスプレゼント代は能登号の修理に充てて!

「難しい選択」2011/12/15

 自分自身の戒めとして、写真を掲載しておく。内輪差で削ってしまった傷跡。
内輪差事故の傷
 ディーラーに板金修理をお願いしたが、思わぬ落とし穴があった。それは、ストライプステッカーが生産打ち切りになっていること。スターレットの最終機種ですら生産終了が199年。もうすでに13年が経過している。能登号のEP-82はもう初年度登録から18年が経過している。走行系の部品ならまだしも、ストライプテープなんて需要はないだろうから、生産打ち切りは致し方ないのかもしれない。


 しかし、板金は基本的にストライプテープをはがすもの。能登号を譲ってもらった2001年時。能登号の左ドアには大きな傷があった。それを板金で修理したときにもストライプテープを交換している。だからこそ、ストライプテープの生産打ち切りは痛い。


 ディーラーからは、ストライプテープを全部はがしての板金を進められた。能登号からストライプテープがなくなることを意味する。スターレットEP-82の後継機種であるスターレットEP-91ならば、確かにストライプテープなしの車もよく見かける。でもEP-82のタイプでは、ストライプテープなしでは、イメージがだいぶ違ってくる。


 悩みに悩んだ末、ディーラーにストライプテープをはがさないでの板金を依頼すると、そのような修理は過去にやったことがないと言われてしまい、仕上がった時に「こんなイメージではなかった、と言われても困るので…」と難色を示された。確かに傷を一度やすり掛けで削り、その上に塗装をして、周りの色をぼかして合わせるて板金は完了する。だから、ストライプテープを貼ったままの板金はとても難易度が高い。傷をこのままにして走らせるわけにはいかない。でも、ストライプテープもはがせない…難しい選択…究極の決断…。


 結局、ストライプテープをはがさないまま修理を依頼した。完全に元に戻らないかもしれない。でも車のイメージが大幅に変わるステッカー無しだけはどうしても受け入れがたかった。18年も走った車だから、当然ほかにも傷はある。だから、ある程度は仕方ない…。現実を受け入れるしかない。きれいなボディーの車で走りたかったら、新車を買うしかないのだ。今回初めて「能登号をあきらめて、次の車を購入しようか…」という考えが一瞬よぎった。でも私は能登号を愛してしまった。だから、簡単には乗り換えられない。走行不能の故障や、見た目に痛々しいほどの大きなダメージがつくまでは…。


 結局車って愛した方が負け?車を愛すると簡単に乗り換えができなくなる。というより、私の車の愛し方が、普通の人の感覚と違うのかもしれない。能登号は昔の車で、オートロックも、パワーウインドもない。だから最近の車に乗り換えれば、快適だってことは重々承知している。…それでも乗り換えることができない。…乗り換えた時、能登号はどんな顔をするんだろうか…きっとさびしがるだろう…。私は能登号を擬人化してしまっている。だから別れるのはさびしい。しかし、能登号も機械である限り、いつの日か必ず別れはやってくる。それはわかっているけど、できるだけ先延ばししたい…。そんなことを考えて、余計に鬱になってきた…。


 能登号は、修理のため、2011年12月18日から一週間超入院です。次に会えるのは12月24日。早く治って帰ってきてもらいたいなあ…。

「自損事故」2011/12/14
ついにやってしまった…注意散漫による自損事故。


 場所は自宅の駐車場。朝眠い目をこすりながら、駐車場を出ようとすると車が路駐していて、それをよけようとしたら内輪差で左側後ろタイヤ付近のボディーを自宅の駐車場壁にガリガリ。もう朝からパニック状態。朝の車通勤は半ばやけくそでスピードを出していました。むしろ、このままどうにかなっちゃえばいいじゃんくらいの勢いで。そうです。私ってすごくネガティブ思考。

「車なんて治せばいいじゃん。」

ってな具合でポジティブには考えられません。本当は仕事休んじゃおうかと思ったくらい。これが忙しい時期ではなければ絶対に休んでいた事例です…。


 仕事を早退し、ディーラーに行ったところ、見積もりで124000円…。高い。しかも経年車ゆえに、ボディーのステッカーが同じものがない可能性があるとのこと…。とりあえず、費用軽減策として、バックバンパーの修理は比較的被害が軽微なことから取りやめる。板金も色をそろえるために、被害箇所だけじゃなく比較的広めに作業を行うタイプから、フロア板金(被害箇所を中心だけの板金)にする。これで費用は10万円以内にはなるという。それでも10万円。10万円あれば旅行に行けるだけの費用だ。


 キングオブネガティブ思考な私は、すべてがもう嫌になっちゃう。家で子どもたちが普通に会話してるのを聞くだけで、イライラしてしまう。そして、それにイラついている自分が嫌になる。そして、最愛の愛車を傷つけた自分にイライラする。


 もう負の連鎖。もうどうしようもない。あーもうどうしたらいいんだろ。いっそ何もかも捨ててしまいたい。そうしたら取り返しのつかないほど、大事なものを失うことになることもわかっているけど。

「オイルの下がり」2010/10/04
 エンジンオイルが猛スピードで減ってしまう、という記事を前回書きました。その話の続きをば。エンジンの載せ替えが必要かと思われましたが、それではかなりの費用が掛かってしまう。Yahoo!知恵袋などで同様のケースを探したところ、「オイルの上がり」か「オイルの下がり」かと思われ、私は「オイルの上がり」と判断しました。オイルの上がりの場合の対処法はエンジンの載せ替えしか方法はありません。そこで、ダメ元とは思っても「オイルの下がり」の対処法である「エンジンのクリーナー剤」を購入し使ってみた。コレ。
パーフェクトクリーン
 ガソリンを満タンにして、ガソリンタンクに入れるだけ。呉工業のサイトによると、この製品の効果は「S.D.S.の強力な洗浄力と即効性で、燃料系統、インテークバルブ、インジェクター、シリンダー内の汚れを除去します。」とあります。これが効果テキメン。見事エンジンオイルの減りが止まりました。これで能登号もフル回転できます。

「車検を更新で17年目に突入」2010/01/17
 能登号の車検を通しました。今回はステアリングブーツやドライブシャフトブーツなどの破損があったために総費用で15万ほどかかった。ついでにプラグも交換。経年車ということで、ディーラーで車検をやっても一日車検が通らず一週間かかった。
 車検を通していよいよ初年登録から17年目に突入です。今年を乗りとおせば、雑に乗っていたらしいことが用意に想像できる元持ち主(ドアはヘッコンでいたし、室内にタバコのこげ跡があった(怒))の乗った年数を超えることができる。すでに、元の持ち主の走行距離は越えているので、能登号から元の持ち主の記憶を完全に消すためには、なんとしても乗り続けたい。とりあえず、家族構成を考えて、能登号の最大年数を今後6年と設定した。あと2回は車検を通すということになる。すると、初年登録から23年目までとなる。一見無謀な計画だが、やれるところまでやりたい。それが自分が愛した車への礼儀。私が中学生の時に「ほしい!」と思った車がスターレットだった。中古でもらったけど、念願かなって手に入れた車。もし、中途半端に妥協して能登号を手放したら、きっと私は次の車を愛せない。「能登号の方がよかったなあ」ときっと愚痴るに決まっている。金銭事情で乗り換えるのではなく、能登号の性能限界で手放せるのであれば「仕方ない」と思うはず。だからこそ、もっと乗り続ける。そして次の車は、新車で様々なオプションをつけたい。いろいろな便利機能をつけて、「快適なカーライフ」を楽しめば、「能登号も好きだったけど、今の車もいいね」と思えるはず。
 この私の「今あるものを大切にする気持ち」は我が嫡男にも受け継がれてしまったようで、先月の終わり、寝室の小さいアナログテレビをデジタルテレビに買い換えるために「テレビさんはバイバイだよ」と息子に妻が言ったら。「テレビさんとバイバイなんて嫌だ〜!うわぁ〜ん!(泣)」と大泣きされた。きっと我が嫡男が大きくなったとき車の乗り換えには苦労するであろう(笑)
 さて、一方で能登号の「オイルを食う」状態は解決していない。「オイルを食う」状態は「オイルの上がり」か「オイルの下がり」という原因が考えられるが、私は以下の理由から「オイルの上がり」ではないかと想像した。
 ・年末に帰省した時、空いている高速道路をけっこうなスピードで走ったらすごくエンジンオイルが減っていた。
 ・年始に自宅に帰る時は、高速道路が混んでおりノロノロ運転。エンジンオイルはあまり減らなかった。
  →上記のことからエンジンが高回転でオイルが食われている。
 ・年始にエンジンオイルを交換したが、300km走っただけでエンジンオイルの色が茶色に変化。酸化している。
  →PCVバルブの異常かも?
と考えると、PCVバルブの交換だけなら安く済むが、上記2つの理由を考えるとエンジンの寿命ではないかと思う。2003年に一度エンジンをオーバーホールして24万円をかけた(2003/07/13の項参照)。あれから7年の月日が経っている。7年と言えば、今の日本人の平均的な車を乗り換える目安の年数と言われる。ということは、24万円で7年間のカーライフを手に入れたので、当時の私の計算は間違いではなかったと言えよう。しかし、今回はどうであろうか。さすがにエンジン自体の寿命が来ているとしたら…。エンジンの載せ換え?それには費用が40万円ほど掛かると言われた。さて、どうしたものか…。修理すべきか、このままだましだまし乗るべきか…。(無論、すぐに新車を買うという選択肢は毛頭ない)

「オイルを食う」2009/11/27
 1年ほど前から、エンジンオイルをチェックすると空っぽになっているという状態が続いていた。車の下回りを見ても、また点検してもらってもオイル漏れの気配はない。そこで、1月に車検を控えているので、いつものディーラーに相談すると「エンジンがオイルを食っている」と言う。問題の解消にはエンジンの交換が必要だと言う。新品エンジンと交換なら40万円ほど、オーバーホールした中古エンジンなら20万円(整備料含む)ほどとのこと。さてどうしたものか…。と悩んでいた。友人や仕事仲間に聞くと「エコカー減税もあるので買い替え時じゃない?」とみんな口を揃えて言う。妻に相談してみると「じゃあエンジンを交換しよっか。」と言う。私の考えは妻と同じ。愛着を持ったスターレット「能登号」をおいそれと廃車にするわけにはいかない。だって、能登号はまだ故障して走れなくなっているわけじゃないんだし…。確かに子どもも2人いてコンパクトカーがそろそろ限界なのもわかっている。平成5年式の車だからもう16年も走っていることもわかっている。それでも私はスターレットに乗りたい。せめてあと4年…願わくばあと6年。
 ヤフーの掲示板で「オイルを食う」について調べたところ「オイルの上がり・下がり」という問題を発見。すぐにエンジンを交換するのではなく、当面はエンジンオイルの添加剤とガソリンの添加剤を入れて様子を見ようかな?と画策中。
 この間仕事の同僚と旅行に行ったとき、同僚の車で行ったのだが、帰りの高速で同僚が「疲れた」というので運転を代わった。ワンボックスのファミリーカーで8人乗り。しかし、その車。アクセルをキックダウンしても全然スピードが上がらない。車体が重たいせいだろう。だから、高速道路で頻繁な車線変更ができない(スピード差があるので)。スターレットは、「走る棺おけ」と呼ばれるほど車体が軽く作られているので低速域でもかなりスピードに乗る。また「ジャジャ馬」あ「かっとびスターレット」という愛称があるように、スターレットは走り屋の代名詞。サーキットで飛ばすつもりはないけど、やっぱりスピード感がある車が好き。

「四国にて「能登号」駆け回る」2007/08/26
 やはり一年に一回は旅行をしたい。2005年は能登に「能登号」で2泊3日の旅行。2006年は日帰りで神戸・大阪旅行(相当日程がきつかった)、そして2007年は2泊3日の四国旅行。四国を2泊3日という短い期間で全4県(香川・愛媛・高知・徳島)を制覇するためには鉄道の旅は適さなく、やはり愛車「能登号」で行くのがよい。ということで、今年も無茶計画で旅行を決定。しかし、旅行計画を策定するにあたり困った問題が起こった。それは「“四国”は“能登半島”よりかなり広い」ということである。能登半島の旅行にも慣れてきて、「ああ、だいたいこれくらいなら、これくらいで周れるなぁ」というのがわかってきたが、四国の地図を広げて4県で周りたいところをピックアップする。だいたいの移動距離を計算すると、とんでもなく広いことがわかる。能登半島の地図と四国の地図の同じ縮尺の地図を見る。圧倒的に四国の方が大きいことに気づく(苦笑)そりゃ、本州・九州・北海道ととも日本の4大島のひとつである四国をなめたらいかん!
 結局行きたいところを最小限に抑えて旅行を決行。高松市でうどん、松山市の湯築城、四万十市の一條神社、徳島県阿南市の阿波公方館と計画を策定。余裕があったら淡路島にも寄りたいけど、これは無理だろうなと思っていた(結局は旅行最終日の高知→徳島間の国道195号線がチョー空いていたので淡路島訪問が実現!)。この2泊3日で走った距離1800km!おおよそ一年に走る距離の1/5を3日間で走った計算になる。よくがんばったと我が愛車“能登号”を誉めてあげたい。我が能登号も初年度登録が1993年なので、もう誕生してから14年目となる。走行距離もだいぶかせいだ。いつガタが来てもおかしくない年齢と走行距離である。おそらく中古車センターに行けば引取値が付かないであろう。それでも、2003年に行った「オーバーホール」のおかげでその後は本当にたいした故障もなく、元気いっぱい走っている。おかげで、我が息子も能登号に乗りなれており、他の車に乗ることをたいそう嫌う。そんな能登号も生き物であるがゆえに(機械とはいえ、動く物はある意味生き物とも言える)、いつかはその使命を終える時が来る。いくらでも資金があれば、その寿命を延ばすことは可能だが、資産家ではないのでいつかは限界がくる。もし、能登号を手放す時が来たら、息子は「嫌だ嫌だ!能登号じゃなきゃ嫌だ!」と泣き叫ぶだろう。私もそうだった。父の乗っていた緑色のカムリが大好きで、その後買い換えたクラウンは大っ嫌いだった。とっても泣き叫び。長い間、カムリの写真を手放さなかったと母が語る。
 とはいっても、私は住宅ローンも抱えており、給料もドカンと上がる気配もなし。当分は新しい車を買うローンを組むこともできないので、まだまだ能登号にがんばってもらいたい。大切に乗り続けていきたいと思ふ。
国道195号線と能登号
(写真はクリックすると拡大します)

「サブウーファー購入」2005/11/28
 2005年10月思いきってサブウーファーを購入。サブウーファーとは重低音専用スピーカーである。車の中と言うのは密閉空間であるようで、実はスカスカなのである。というのは車の総重量の軽量化のため、そしてコストダウンのため、ドアの部分など金属に穴が空いている部分があるのである。音は振動で伝わるので、密閉空間の方がよく伝わる。しかし、ドアの中に内蔵されているスピーカーは周りが前述のようにスカスカのために、真価を発揮できないでいるのである。それゆえ自宅のスピーカーと比べると車の音は明かに迫力が劣るのである。また、そういった事情の為、純正スピーカーもそれほど性能良くできていない。音を大きくすると音割れするし、重低音はもちろん迫力に欠ける。そこで私は昨年、市販スピーカーと交換したのである。
 スピーカーを市販物と交換しただけで音割れは無くなったし高音域が綺麗に聞こえるようになった。ただ足りない物があった。重低音である。重低音はやはり密閉された空間で無いと迫力がでない。そこで、デッドニングという手段がある。市販のアルミを使いドアの金属の穴の部分を塞ぐ作業である。この作業で車内は密閉され、音が断然よく聞こえるという。しかし、この作業ドアの内装をはがさなければならず大変手間のかかるものである。だったら方法は1つ。重低音専用スピーカー「サブウーファー」を購入することである。サブウーファーは安いものなら8000円程から高いものなら5万円のものまである。
 私が購入したのはBMオーディオジャパン製の「B−55P」という機種である。価格としては結構手頃なもので、オートバックスでは通常14580円で売っていた。これなら「買えるかな」と思っていたが工賃8000円に二の足を踏んでいた。しかし、オートバックスでセールをやって「B−55P」が5台限り9800円で売られていた。ついに購入を決意。作業してもらい1時間程で装着完了。手頃な値段のものだったので「性能はそこそこかな」と思っていたが、これが結構迫力ある。重低音の強弱も操作することができ、オーディオで音楽を聴くのが楽しみになった。もっと早くにチューンナップすればよかったとちょっと後悔…。でもいい買い物だった。

「ホイール及びタイヤ交換」2005/11/25
 2001年10月に4本のタイヤを交換しているし、ローテンション(注1)もしているし、無茶なドリフト(?)などもしていないので、それほどタイヤの溝も減っていなかった。それでも、ホイールをドレスアップ&軽量化したいためにホイール及びタイヤ交換を行うことにした。2005年3月のことである。はてどんなホイールがいいかなとオートバックス・イエローハットやタイヤ館に行き調査調査。私は色のついたホイールが好みであったが、最近は色のついたものより銀色のホイールの方が売れ筋らしく、色のついたホイールはわずか白色と赤色の金色のホイールが1種類のみであった。物足りない私はタイヤ館でカタログを物色。するとなんということか!私の好みにピッタリの色があるではないですか。種類は「マートルマトリックスベルニ」というもので、色の種類は「パステルグリーン」「パステルブルー」「パステルピンク」があった。いくらなんでもピンクは女性っぽい色になってしまうので、グリーンかブルーで悩む。悩んだ結果“パステルグリーン”に決定。知り合いのタイヤショップに頼んだので結構おまけしてもらえる事に。ついでにスターレットは13インチのタイヤなので、14インチにインチアップを図る。ショップの店員さん曰く「珍しいホイールを注文するねえ。最近は色付きのホイールはあんまり売れないからねえ。まあ最近はブームとか関係なく個性で選ぶからね」なんて言われる。まあ車体が白なので、ホイールがパステルグリーンでもそれほど派手派手には見えないでしょう。どうですか?この違い。
 交換して思った事は、前は純正のスチールホイールにホイールカバーだったのでそれほど手入れをしなくても汚れが気にならなかった。しかし、このホイールはタイヤの駆動から直に繋がっているので汚れもその分付きやすくなる。なのでしっかり手入れして綺麗にしないと見栄えが本当に悪くなるので、よく洗車しなければならない。さらにスターレットはFF(注2)なので前輪のホイールはしょっちゅう汚れる。普通に走っていても汚れるので、雨の日に走ればもうかなり汚れる。ホイール交換は面倒臭がりにはオススメできないドレスアップである。
(注釈)
(注1)タイヤの前と後を入れ換える事。前輪駆動や後輪駆動の場合、あとのタイヤはころがされてついて来るだけなので、それほど溝も減らない。それゆえ、入れ換えればタイヤが長持ちするのである。
(注2)フロントエンジン前輪駆動のことである。つまり前にエンジンがあり、前のタイヤで動かしているということである。FRはフロントエンジン後輪駆動のことである。
ホイール交換前の能登号
↑ホイール・タイヤ交換前の能登号
ホイール交換後の能登号
↑ホイール・タイヤ交換後の能登号
(写真をクリックすると拡大します))

「パワーアップ・ドレスアップ」2005/01/16
 さて、去年9月以降のパワーアップ、ドレスアップ箇所を紹介する。
≪アーシング≫
 2004年の年末、オートバックスで売っている汎用アースを3980円で購入。もっと2万円もするような高価なアースも売っていたが、一説にはアーシングチューンはプラシーボ効果(注1)とも言われている。しかし色々なところで話しを聞いたり調べたりした結果、純正のアースもついているが経年車は古くなり効果が薄れていくので、経年車ほど効果があるチューンだと判断したチューンをすることにした。ただ、高価なアースは費用対効果が疑問なので汎用アースで十分。オートバックスでアースを購入し、取り付けも依頼。工賃は4200円で1時間ほどで作業が終了。早速乗車して効果を確かめる。停車時のアイドリング音が確かに静かになっている気がしたが、燃費や馬力などで劇的な変化はなかった。でも、愛車能登号が長持ちをする一助にでもなれば私はそれで十分である。合計8000円強のチューンナップであった。
アーシング01
↑エンジンルーム全景
アーシング02
↑バッテリー付近

≪能登号のロゴをステッカーで≫
 2005年元旦。いよいよ2005年ということで(?)、愛車能登号のロゴをステッカーで飾ろうと決意。早速オートバックスへ。ローマ字ステッカー(1字105円)で「NOTO」という4文字を購入。黒い色の文字だけでは淋しいので横に色のステッカーをつけようともう1つステッカーを購入(420円)。ということで、写真のようなデザインとなった。合計1050円でお手軽ドレスアップ。というか自己満足!
能登号ステッカー

≪後付けハイマウントストップランプ≫
 2005年1月初頭「POLARG(日星工業)製品番号S2904」(オートバックス価格・3129円)LED式ランプ(注2)のストップランプ。ストップランプは追突防止にも多い方が良いし、視認性を高めるためには車の上部に付いている方が良いなあと思って早速購入。最近の車には普通の2つのストップランプの他にリアガラス真ん中上方に付いているストップが付いている(ウイングなどに付いているものもあるが)。これも後付けで簡単にスターレットに付けることができるのである。LEDのランプがたくさんついていると値段も高くなるが、コンパクトカーくらいだとこれくらいの方が薄型で丁度良い(S2904はLEDランプが1列10個ついている)。オートバックスで取りつけもやってもらったところ、工賃5250円で作業時間は1時間強。合計8379円で簡単にストップランプを増設できた。LEDランプ10個と侮るなかれ!夜ではかなり目立つ。いいパワーアップ&ドレスアップであった。
ストップランプ

≪シートカバー着用≫
 2005年1月初頭、車内のドレスアップのため緑を基調とした「シートカバー・プーさんバルーン」(注3)普通車Mフリーサイズ((株)ヨシムラ製でオートバックス価格8190円)を購入。取りつけは簡単。枕カバーをつけるように、シートを包み込んでカバーリングするだけ。フロントシートはゴム止めするなど多少手間を要したが、それでも車内のイメージは明るくドレスアップ!自分で付けたので工賃は0円。
 シートカバーはこれ以外にも色々売っており数多くのデザインの中から選んで購入する事ができるので、お手軽簡単なドレスアップでありお勧めしたい。ただ、車のシート形状によって適合しないものもあるので、まずは自分の車に使用可能かどうかチェックしてから購入をしよう。
シートカバー

≪ペダルのドレスアップ≫
 アクセルペダル、ブレーキベダルもノーマルでは味気ない。かと言ってスポーティー仕様の穴がいくつか空いているペダルセットはなんか嫌…というワガママな人はこちらをお薦め。アルミのペダルにハイビスカスの花があしらっている美しい一品。お値段も4500円と手頃価格(写真はオートマ車用だが無論マニュアル車用もある)。難点はこれは実はペダルそのものを交換するのではなく、ノーマルペダルの上からこのハイビスカスペダルを貼りつけるというちょっとお粗末な使用法。位置ズレなどには最新の注意を払おう。
ハイビスカスペダル

≪ナンバープレートのドレスアップ≫
 ナンバープレートの留めネジのところにちょっとしたアクセントはいかが?ハイビスカスのネジカバーを取りつけると見た目もぐっと明るくなる。前2つと後1つの合わせて3個セットで1000円。大きさの割りに少し高めだが車のためにはぜひともゲットしたい一品。ちなみに最近は他にもショートケーキヴァージョンもあるらしい。
ナンバープレート

≪マフラーカッターをいじる≫
 昨年、ドレスアップのためにノーマルマフラーにマフラーカッター(注4)を取り付けたが、マフラーカッターを付けたことがある方はおわかりかもしれないが、固定するためのネジが大きくはみ出して予想以上にカッコ悪くなっていた。そこで、ネジを短いものと交換してもっと目立たなくした。細かいことではあるが重要なドレスアップである。
マフラーカッター改

≪ワイパーアームの交換≫
 地球の環境問題は日本にも及び酸性雨が降るようになってきた。ワイパーアームも長年雨にされされているとサビが付着するようになり、どんどん塗装が剥げ落ちていく。ならば!ワイパーアームを交換しよう。実はこれ、それほど値段が高くないのだ。左右のワイパーアームをトヨタディーラーで取り替えて、値段は合わせて5300円(工賃を含めると6800円)。新品の黒々とした光はなんと美しいものか…。こうして能登号はなぜか時が立つほど新品のような姿に戻っていくのであった(笑)
ワイパーアーム

≪今後のチューンアップ・ドレスアップ予定≫
 義綱が予定しているもしくは考えている、今後のチューンナップ・ドレスアップは…。
(1)アルミホイールの購入=可愛いホイールを見つけたので3月頃に交換する予定になっています。どんなデザインかお楽しみに。
(2)タイヤ交換=ホイール交換に伴ないタイヤも購入。3年前に買えたばかりでそんなに擦り減ってないんだけど…。
(3)ラグジュアリー残照キット=最近の高級車は標準装備かも。車のドアを閉めるとすぅーっと照明が光を残しながら消えるもの。
 お財布が悲鳴をあげそう……。
(注釈)
(注1)プラシーボ効果は偽薬効果と言われる。語源はラテン語。本当は治療効果の無い薬でも、医者から効果があると言われて飲み続けていれば、患者はその気になって症状が改善してしまう事を言う。アーシングした事で、燃費が改善したり音が静かになったりというのも、ひょっとしたら気のせいなのかもしれない。
(注2)
私が今一般的に見るLED(発光ダイオード)は高輝度LEDである。戦後開発されたLEDは年々照度が増し明るさも白熱電球などと遜色がなくなった。さらにLEDは白熱電球に比べ寿命は10倍以上、消費電力は極端に少ないという利点がある。最近では信号機も徐々にLED式に置き換えられたり、ストップランプにも利用されるなど汎用先が広がっている。ちなみに、LEDは黄緑色・黄色・橙色・赤色が開発されていたが、近年青色LEDを中村修二氏が発明した。中村修二氏と日亜化学工業の青色LED訴訟はあまりにも有名である。まあ、青色LEDができたおかげで信号にもLEDを採用できたわけで・・・でもLED式信号ってブツブツが見えて見慣れないうちはちょっと気持ち悪かったりもする。
(注3)「シートカバー・プーさんバルーン」は読んで字の如く、見て絵の如くプーさんが風船に乗っているからこの商品名なのである。ちなみにプーさんは東京ディズニーランド/ディズニーシーなどを運営する(株)オリエンタルランドどの商標なので、このシートカバーを製作した(株)ヨシムラはかなりの商標使用料を取られていることであろう。
(注4)マフラーカッターは単なるドレスアップのためだけに存在する。取説(取扱説明書)には「純製マフラーをステンレスによって保護する」とか書いてあるが、別に保護されなくても純製マフラーは生きていけるのでやはりカッコだけのために作られたものである。

「カーアクセサリ大好き」2004/09/01
 2004年1月初め、修理箇所も全く無くディーラーでの車検を終え、能登号の車検有効期限がまた更新された(注1)。車検費用は10万円弱。非常に安い。日頃からメンテをしているだけのことはあるなぁと感じる。
 さて、車検で費用がかかった為と、嫡子が誕生したこと、住宅ローンを組んだことで、2004年は能登号の大幅パワーUpは控えざるを得なかった。そのため、義綱の大好きなカーアクセサリーの購入へとひた走った。しばらくページを更新していなかったが、その間に能登号関係で購入したものは以下の通り。小物ばかりだな…。
(1)内側フロントガラスにつける方位磁針(カーアクセサリ)=700円ほど。
(2)室温計・湿度計(カーアクセサリ)=600円ほど。
(3)フットライト(前席の足元を穏やかな光で照らす→高級感Up)=4000円ほど。
(4)バックミラーを市販「ブロードウェイ」に換える(→視認性抜群)=3000円ほど。
(5)ソーラー電源による室内LED灯(助手席に配備)=1500円ほど。
(6)ノーマルマフラーにマフラーカッターを取り付け(単なるドレスアップ)=900円ほど。
(7)ホワイトタイプのヘッドライト装着(明るさ超Up)=4000円ほど。
(8)バッテリー交換(ユアサバッテリー製・結構良いやつ購入)=25000円ほど。
(9)チャイルドシート(CONBI製)装着(子ども誕生のため)=親に購入してもらった。
(10)室内にお花(造花・ダイソーで買った)=105円。
(11)室内に椰子の木(オートバックスで購入)=315円。
(12)スピーカー交換(純製のものから高音が美しい市販物へ)=15000円ほど。
 これだけでも車中の雰囲気もかなり変る。カーアクセサリーが大好きな義綱はイエローハットやオートバックスにいけばかなり長い時間商品とにらめっこ。ただ、そろそろ大きなパワーUpがしたくなってきたので情報収集に取り掛かる。
以下は義綱妄想モード
ふむふむ、これが久四郎殿が言っておられた「アーシング」か。燃費向上、エンジン音静か。バッテリー長持ち。しかも古い車ほど効果が期待できる!これはやりたいなぁ…。チラシを見る。なになに「Hot●ires」が19500円〜。むぅ、高いのぅ。オートバックスとかで安く売っているのでは効果がないのかなぁ…(注2)。ふむふむ、マフラー交換ね。チラシを見る。なになにスターレット対応の「Leg●lisR」が60900円!むぅ、高いのぅ。マフラーを交換すると本当に格段にパワーの違いを感じれるのかなぁ…(注3)。などと走行系についても勉強中です。どなたか詳しい方、私にご教授下さいませ。スターレットEP-82ノーマルエンジン、どうすれば走行系パワーUpできるでしょうか(注4)。クルマ素人の私ですが、徐々に勉強していきたいと思います。
(注釈)
(注1)最近の規制緩和の流れの一環で、1995年7月道路運送車両法が改正され、10年超車でも車検期間が2年となった。それまでの10年超車の車検期間は1年間で、オールドカーファンや1つの車を愛する人への費用的負担となった。嬉しい規制緩和の1つ。
(注2)アーシングとはアース(冷蔵庫とかの家電製品にもあるマイナス配線のこと)のチューニングのことを指します。これを行うと、電気抵抗を少なくして効率的な電源供給を行うというもので、燃費改善・アイドリングの安定化・ヘッドライトの光量アップ・バッテリーの長持ちなどの数々のメリットがあるとされている。しかし一方で、アーシングの効果はプラシーボ効果(例えば本当は薬でないのに医者に薬と言われて渡されて飲めば、直った気になり楽になる、という心理的な作用のことを指す。)もだいぶあるので劇的な変化を期待するのはやめた方がよいと言う意見もある。だからまずは安いものでアーシングを試してみようかなとも思ふ。
(注3)マフラー交換も最近パワーUpを疑問視されているものの1つ。理由としては最近のマフラーは性能が格段に上がっているので、劇的な変化は期待できないと言うものである。では何故マフラーを換えたがるのか。それは排気音のためである。あの♪ボボボォ〜♪という心地よいサウンドが一部の若者の心を捉えているのであろう。ただし、市販のマフラーは耐久年数が多くて3年くらいなのに対して、純製のマフラーは耐久性重視で作られているので物持ちが良い。こういう点で考えれば、サーキット走行したりサウンドの事を考えなければマフラー交換は意味の無いものだと思われる。マフラーの形状をカッコよく見せたいなら純製マフラーにマフラーカッターを装着すれば十分かも。マフラー交換までの繋ぎにと買ったのですが、このままにしておきます。ただ、装着する時のこのネジが気に食わない…。
(1)方位磁針方位磁針

フロントガラス内側にマジックテープで固定。方向音痴の義綱には必需品?

(2)室温・湿度計室温・湿度計

真夏はメモリがマックスまで振り切れました…。車中は暑い。
(3)フットライト
フットライト

足元を優しい光で照らす。高級外車などでは標準装備?
(4)バックミラーバックミラー

ちょっと大型にし過ぎたが、視認性抜群!今純製ミラーに戻すと運転が恐い。
(5)室内LED灯室内LED灯

助手席に専用室内灯がなかったので買ってみた。結構明るい!
(6)マフラーカッターマフラーカッター

マフラーを買うお金が無いので「なんちゃってマフラー」(笑)。本物は耐久寿命も短く、相当の出費がかかる…。
(7)ヘッドライトヘッドライト

純製比明るさ4倍、値段も手頃。確かに明るくて気持ち良い。ただバルブ寿命半分。
(8)バッテリー交換バッテリー

ユアサバッテリー製。メンテナンスフリーの結構高めの一品。ナビもあるので、良質のものを選ぶ。
(9)チャイルドシート

<<後ほどアップ>>

これ無しで6歳未満の子を乗車すると、それだけで警察に御用…。
(10)室内にお花花

車中にアクセント。100円ショップで買ったら見事にマッチ!車中が明るくなりました。
(12)室内に椰子の木
椰子の木

車中にアクセント。フロントの右にも左にもアクセサリーが付いている。
(12)スピーカー交換

<<<画像無し>>>

純製のものから交換。高音は抜群によくなり、音量を上げた時の音割れも無くなった。ただ、スピーカーが小さいので低音がいまいち。サブウファ−の購入も検討中。

「カーナビ導入→方向音痴解消」2003/11/22
 またまたやってしまいました。今回は相当でかい買い物です。カーナビ!買ったのはパナソニック「ストラダ」というもの。結構良い機種で工賃含めて19万7000円。ルートから外れても自動でルートを修正する「オートリルート」機能も付いている。渋滞をキャッチしてルートを変更したり。TVが見れたり(走行中も可)DVDも見れたりする!何を書くそう。義綱無類の方向音痴。ドライブ大好き車で遠出大好きの私だが、これがまた道路には滅法弱い(注1)。で結局遠出をする時、例えば私は「鎌倉に行って大仏がみたい!」というだけで、結局妻が地図を開きルートを確認。で、ナビも妻がやる(注2)。だが、11月に私の嫡子が誕生するので、嫡子誕生後は妻のナビも期待できなくなる→義綱ドライブできなくなる→ストレス解消できなくなるぅ〜。ということで、買っちゃいました。買ったのは9月。夏の東北旅行には間に合わなかったものの、これが11月に非常に役立つことになる。これで旅行とか行ったら楽しいだろうな。さらに野球シーズンには私の大好きなヤクルトを能登号のなかで応援できるかなぁなんて期待もする(注3)
 11月に私情の為引っ越しをしたが、方向音痴の私には全くの初めてのところはもう何がなんだかさっぱりわからない。歩いて最寄駅に行くことすら大変なのに、自分の記憶で車でどこかに行くなんてとてもとても…。で役に立ったのがこれ、カーナビである。車で旧住所から新住所まで行けたのもカーナビのおかげ。どうしても家で必要なものを近くのホームセンターで買えたのも「検索機能」のついたナビのおかげ。これを使ってますますいろんなところに行きたいな〜と思う義綱でした。
 次回は盗難防止装置設置のお話です。色々どんどん能登パワーアップ!
(注釈)
(注1)義綱の方向音痴はかなりのものだ。地元のデパートに行っても出口がどっちに繋がっているかわからないのだ。どうやら、私は平面に地図を見ることができても立体的に捉えられないらしい。例えば、私は行きに通った道路を帰りに通ってもなかなか景色が一致しない。うちの妻はちょっと通るだけで「あっ。ここさっき通ったよね」と言い当ててしまう。なんて凄い能力をもっているんだ!と思ったら、自分が方向音痴なだけだった。
(注2)うわー!サイテーな夫。
(注3)ラジオでも野球中継はするが、得点経過がなかなかわからなかったりするので、TV中継の方がいいです。でも日テレの中継は某チーム贔屓でやだぁ〜。
カーナビ1
↑カーナビの画面
丁度検索している最中です。おかげでエアコンの
操作ボタンが隠れちゃった…。カーナビを出している
時のエアコンの操作は、紐をつけてアクセサリを
通じて操作しています…。
カーナビ2
↑カーナビアンテナ
カーナビのアンテナって手動なんですね。
価格も高いから出し入れも自動でできると
思っていたのでちょっと残念。

「ETC導入→高速道路快適ドライブ」2003/08/16
 ボーナスを貰うと、「さあ能登号に何をつけようか?」と迷ってしまう最近の私。日々愛車能登号が進化して行く姿が大好きです。さて、今回はまだまだ導入する車の比率が低いETC(注1)を購入することにした。しかし、このETC、ただ車載器本体を購入すれば良いというシロモノではない。その使用には複雑な手続が存在する。
(Step1)ETCカードを申し込む
 クレジットカード会社への申し込みが必要。でもクレジットカードとは別機能なので、クレジットカード所有の人も新たに「ETCカード」を申し込む必要がある。
(Step2)車載機本体を設置
 カー用品店やディーラーで車載器を購入する。安ければ1万円程で買える。ただ、車載器をセットアップする必要があるので、その費用は、本体購入代・工賃の他に別途料金がかかる。私はオートバックスで購入し、車載器本体は16000円、工賃3000円(正確には忘れた)、セットアップ代が3000円かかった。
(Step3)ユーザー登録
 車載器管理番号(車載器買った時に付いてくる)、車両番号(車のナンバー)、ETCカード番号を日本道路公団に登録する為に、インターネットか、郵送で必要事項を記入し送る。言うまでもなくネット登録の方が期間が短くて済む。
(Step4)前払い金の支払
 ユーザー登録完了のハガキが届くと、次は前払い金を支払う。支払方法は、PCによるインターネット・携帯電話によるインターネット・専用電話ダイヤル。これもネットが手っ取り早いのは言うまでも無い。ここまでくれば前払い金無しでもクレジット機能を利用して通行可能(注2)だが、前払い金の場合、10000円の支払なら10500円分、50000円の支払なら58000円分使えるのでお得(注3)
 以上の4Stepをクリアして始めてETC利用ができるのである。ETCカードを申し込んでから実際に使用できるまで早くて半月、遅ければ1ヶ月近くもかかる。実に面倒だ。シンガポールは全車に強制的にETC設置を義務付けていることもあって、設置費用は無料で早ければ即日設置できるらしい。日本は遅れているなぁと感じる。
 早速私も高速道路に乗る。以後は私のETC体験でお楽しみ下さい(笑)
<料金所付近>
義綱「おお!一般の料金所には6台以上も車が並んでいる。ETC専用料金所にはほとんど車がいない。」
ETC音声アナウンス(注4)「通行できます」
義綱「料金所にスーッ!ぬぉぉ!バーが上がってノンストップで通過!」
ETC音声アナウンス「料金は4500円です」
義綱「…ふっ!(他の車に対しての優越感!)」←大馬鹿者ですな(苦笑)
 ETC車と一般車兼用の料金所では、最初料金所のおっちゃんが「金出せ〜」と手を出しているが、ETC収受が自動で完了すると、ピースみたいなしぐさをして合図してくれる。無論、車の窓を開ける必要もない。う〜ん優越感。ETC車が最近増えてきているようだ。2003年7月現在の普及率はおよそ10%。政府のETC設置援助もあって短期間で5%も伸びた。そのため、今ではそこそこETC車も見かけるようになってきたような気がする。優越感に浸れるのも今のうちかもしれない。ただ、まだまだ現状ではETC普及が多くない為、料金所手前でかなり混んでしまえば、ETC車も前に進めずという難題がある。ETCが全車に普及して出口渋滞が起こらない方がいいが、低普及率で設置車の優越感満喫も味わいたいという自己矛盾に悩む義綱であった…。

(注釈)
(注1)ETCの正式名称は「有料道路自動料金収受システム」という長ったらしくつまらない名前である。
(注2)前払い金無しでの利用も可能だが、利用規定によってETC使用が失効してしまう場合がある。それは、残額0円の状態が730日以上続いた場合、残高があっても730日間1度も利用がなく且つ追加の前払い金の支払も無い場合、である。せっかく買って使っていたのにうっかり2年間前払い金を払い忘れていると、いつのまにか「失効」!なんてことにもなりかねない。素直にETC導入後は前払いをしよう。
(注3)30000円、50000円の高額ハイウェイカードの発売・使用が停止になったのだが、ETCを導入すれば旧来のハイカ50000円カード分の8000円お得がつくので、これは利用すべきでしょう。
(注4)私が買ったETCには音声機能がついていた。下の写真参照。古いタイプには音声機能はあまりついてなく、車載器本体に金額表示が出るようになっている。運転している以上、金額表示を見るタイプより音声機能で案内される方が安全である。
ETC本体
↑黒い丸っぽいものがスピーカー。「料金は5000円です」とか言う。
ETCって書いてあるのが車載器本体。ここにETCカードを入れる。
ETCアンテナ
↑ETCのアンテナ。
これが料金所で反応してバーが上がるのだ。

「能登号破損→修理費膨大」2003/07/13
 楽しくカーライフを送っていた。今年7月にはETCも取りつけて(後日コンテンツとしてアップ予定)、エンジンオイルも交換して(注1)、タイヤもローテーションさせて(注2)、さあ夏の能登号快適ドライブに向けて準備万端かと思いきや、その突然の出来事はイエローハットで無料点検している時におこった。
イエローハット店員「すみません。スターレットのお客様。ちょっといいですか?」
義綱「なんでしょう?」
店員「ここなんですが…、どうやらオイル漏れしているようです。ミッションオイルのところはかなりヒドイですね。エンジンオイルのところも少し見られます。カー用品店では『すぐ修理を』等とは言えないので、早めにディーラーさんか整備工場に行った方がよろしいかと。」
 こりゃ大変だと、すぐさま「ネッツトヨタ店」へ出向いた。そこではなんとさらに衝撃の事実。
ディーラー店員「これは結構マズイですね。高速など走っている場合などでは最悪発火の恐れがあります。至急修理をした方がよろしいかと思います。」
義綱「これでは車検は通りませんか?」
店員「はい。」
なんとかなりの一大事らしい。で提示された修理代が74000円。なんでも破損した3箇所のパッキンを取り替えるのだそうだ。ただディーラーの人、続けて曰く。
店員「今回7万円で修理したとしても、また今度は違う場所のパッキンが破損する恐れがあります。今回の修理は穴の空いた風船の穴の空いた箇所だけを修理するようなものです。ですので、修理したことで圧力が正常化されると、他の弱っている部分が今度は破損するといった事態が生じます。これではその度何万もの修理代を払ってもらう事になってします。ひどい時には修理した翌日に他の箇所が破損したというケースがあり、よくお客様からクレームを頂くので、あらかじめ説明させていただいております。」
義綱「でもしょうがないな。まあ、お金には少し余裕があるから修理しよう。」(注3)
店員「ただお客様。修理が度々続くと結局お金が掛かってしまいます。お客様のお車はすでに購入から10年近くたっています。あちこち異常がでてくることも考えられますし、10年目以降税金も高くなりますし(注4)、同じスモールカーでしたら新車のヴィッツが90万円程で買えるので、結果的にはお得だと思いますよ。」
 −でたでた、ディーラーのセールストーク。「お金に少し余裕がある」なんて言ったもんだから畳み掛けてきたな!−
義綱「すみません、私ヴィッツ嫌い(注5)なんですよ。しかも今のスターレットが気に入っているので当分乗り換えるつもりはありません
 −と言うと、すかさず店員が私をフォローした。私が少し怒ったと思ったのかな?−
店員「いえいえ、そういうお客様当店でもいらっしゃいますよ。修理さえしっかりして頂ければ何年でも乗れますし。では、お客様がスターレットを乗り換えるおつもりがなくて、『少しお金に余裕がある』というのでしたら、この際エンジンをオーバーホールしまして、関係部品も全て総取替してはいかがでしょうか?そうすれば、全部新しくなるわけですから、度々修理ということもなくなりますし。20万円程で修理ができると思いますが。」
義綱「(きっぱり)それでいきましょう。」
 結局詳しい見積もりで24万円という金額が提示されたが、それでも了承し(注6)能登号の一部走行系はフルリニューアルすることになった。私が24万円でディーラーでの修理を決めた理由はいくつかある。
(1)能登号に愛着があり、簡単には手放せなかった。
(2)いくら安いといっても100万円弱の新車を買う余裕はなかった。
(3)私は自転車修理でかなり失敗している経験がある。擦り減ったタイヤの交換をケチり、パンク修理で毎回済ませていた。すると当然頻繁にパンクする事になり、その度に1000円の修理代を取られた。で、結局頻繁なパンクに私も痺れを切らし、タイヤを交換したのである。「ああ、はじめからタイヤを交換しておけば」と思ったことは数知れない。今回のディーラーの説明は、その私の苦い経験を思い起こさせた。
(4)個人の整備工場とかで修理をした方が24万円より安く上がるだろうが、この先何年も乗りたい車だからこそディーラーのトヨタ純正製品で修理したかった。
 そしてなんといっても
(5)カーディーラーに能登号を駐車した時、能登号の姿が寂しそうだった。「私を廃車にして新車を買うんだ。」という能登号の悲観的な気持ちが伝わってきた(注7)
 とくに(1)(5)は私の理由の中で大きな理由を占めていたので、ディーラーの店員が「新車」の話しをした時過敏に反応したのかもしれない(その気合が店員にも伝わったのでフォローがはいったのか?)。私の金銭感覚は基本的にはケチるけど、どうしても必要なものには大胆に金を投資する(注8)というものである。能登号の将来を考えた投資なら24万円くらポンっと出さなければならない金額だろう(もっと膨らんだら困るが)。とにもかくにも、来週から能登号は「エンジン オーバーホール ガスケット キット 取替」「トランスアクスル オイル パン ガスケット 取替」「冷却液取替」という大手術に入る。だいたい一週間で修理は終わるそうだ。ああ、完全復活した能登号が早くみたい…。帰ってきたら、長雨の水垢を落としたり、能登号ご希望のハイオクを入れてあげようかな、なんて画策中である。
(注釈)
(注1)だいたいエンジンオイルは走行距離10000kmか、3ヶ月に一回毎に交換した方がいいらしい。といってもそれだけマメに交換している人はよっぽどの車好きだろう。
(注2)うちの能登号(スターレット)はフロントエンジン前輪駆動のFF。ゆえに後輪はただ回っているだけ。なので、どうしても前輪の減りが激しくなる。それゆえ、後輪と前輪のタイヤを入れ替えると長持ちする。これをローテーションと言う。
(注3)余裕って言っても50万円も払う余裕はない。ああボーナスが吹っ飛んじゃうよぉ。
(注4)東京都では新車登録から10年目の車の自動車税は1割増となる。
(注5)私は結構、今自分が使っているものが好きなタイプ。だから新しいものは結構嫌い。だから私の頭の中で次の公式が成り立つ。能登号=スターレット=好き→スターレットの後継機=ヴィッツ=嫌い
(注6)ディーラーは高い。だが、純正製品だから値引きは難しい。だから交換条件を出した。それは、「トヨタオート 多摩」のステッカーである。能登号は前所有者の購入場所である「トヨタオート東埼玉」のステッカーが貼ってある。私は地名にこだわるたちで、できれば自分の好きな「多摩」「川崎」「七尾」などの地名のステッカーが欲しかった。それを要求し、見事ステッカー獲得!さらに、洗車もしてもらう事に。で、今思えばガソリン満タンもお願いしておけば良かったと思った。
(注7)生命の無いものに生命を感じることを「アニミズム」という。日本の古代宗教、自然を神様だと信仰するのもこのアニミズムに値する。
(注8)こういう人は名古屋人に多いらしい(ちなみに私は東京都出身)。

「ドライブ大好き!」
 能登号を購入してからは、頻繁にドライブに行くようになった。もともと、車を運転する事が好きで、免許がない頃は無免許運転をして・・・いない(できるわけきゃない)、もといゲームセンターでレースゲームばかりやっていたものだった。その為か、大学1年の終わりに免許を取得してからは、レンタカーを度々借りて出掛けていたものだった(注1)。丁度、トヨタレンタカーが草g剛をCMに起用し、大幅値下げを展開していた頃であった。スターレットやヴィッツ(注2)が24時間6000円(税別)で借りられたのである(無論ガソリンは満タンにして返さなければならないが)。しかしそれでも、レンタカーは高く車をいつでも運転したい自分にはイライラが募った。
 で、結局社会人になって能登号(スターレット)を買ってしまったのである。購入したやっぱりドライブが好きで、色々な所にいった。猫のたっちが家にいるため、長期の外出はできないが、日帰り旅行はたくさん行った。奥多摩、千葉房総半島(館山のマザー牧場・久留里城跡)、東京湾アクアライン、山梨リニア実験線、秩父の温泉、宇都宮(餃子を食べに)、日光、長野(八ヶ岳)、軽井沢等々、かなりの距離を走ったものだ。やっぱり車を持っていると、いろんな所に行けていいなぁと心から今感じる。
 下記写真は、「奥多摩周遊道路」で撮影したものである。この時凄い霧が出ていて、すぐ先は真っ白という状態だった。これは、その証拠写真。ちなみに移っている人物は私ですが、顔もはっきりわかりませんよね。こんな時にでも超速い車(もちろんスポーツカー)が私を追い抜いたりしていきました。事故恐くないんですかね。私は事故が恐いです。
(注釈)
(注1)大学生だからやはり車の購入は難しかった。自動車税もかかるし、2年に1回車検はあるは(車検代及び自動車重量税を払うと約10万円程掛かる)、任意保険は加入しなければいけないは(別に入らなければいけない訳ではないが、強制加入保険だけでは、万が一の事故にあった場合ほとんど役に立たない)で、何かと物入りなのである。
(注2)1999年にスターレットの後継機として「ヴィッツ」が発売されてからは、トヨタレンタカーでもヴィッツを扱うようになった。しかも、その値段は、スターレットと同じ価格。その事を知らずに、いつも通り「1300CCクラス」でレンタカーで予約したら、ヴィッツが出てきた。最初は新しい車に喜んだが、運転して早くも自分にスタイルがあっていない事を自覚。トヨタレンタリース(株)では、ヴィッツは予約で早く埋まってしまうようだが、私は敢えて予約する時「できればスターレットでお願い致します」と念を押していた。まあ、スターレットを購入した今は無論、レンタカーを借りることはもう無い。
能登号2写真2

「能登号の修理」
 「能登号」という愛称もすっかり馴染み、もうこうなれば能登号に金をかけていくか、と思い始めた。車取得後約1ヶ月後、まず手始めに、溝がつるつる(注1)になっていたタイヤを4本ともイエローハットで交換(注2)。ヨコハマタイヤを購入、値段は25000円程だった。またカセットだったカーオーディオを2002年2月にMDに変えた。これもイエローハットで購入し、30000円ほどだった。そして、前所有者が傷つけた左側のキズ(左フロントドア−フェンダパネル−サイドパネル)の修理に取りかかった。2002年2月、まずかなりキズが目立った左フロントドアの修理をカーコンビニクラブで見積もりした。するとなんと7万円近くも掛かると言う。お店の人の提案で「これならドアごと中古部品と取り替えたほうが安いですよ」というので、その通りにする。するとあら不思議、35000円で綺麗になってしまいました!(注3)そして、2002年12月、フェンダパネルとサイドパネルの修理をまたもやカーコンビニクラブで見積もりする。相談した結果、フェンダパネルは中古部品、サイドパネルは板金・塗装で修理することになった。この修理では7万円掛かった。そして、ついに能登号の外観は新車当時の姿に近い形まで戻ったのである。能登号もさぞかし嬉しいだろうなと、思いながらドライブへと私は出掛けた(注4)。ちなみに私は、洗車を2週間に1度ほどし、さらに隔月くらいの割合で手洗いコイン洗車場へ行き、丁寧に手動で洗ってあげるている。これも最初のマイカーゆえに力が入っているんだろうなと思う行動である(注5)
(注釈)
(注1)タイヤの溝がつるつるだと、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなる。ハイドロプレーニング現象とは、早い話水たまりに入ったらタイヤが水に浮いてしまい、アイススケートのようにつるーんと滑ってしまうという恐ろしい現象。
(注2)この時、イエローハットはキャンペーン中で「今日までなら4本タイヤを交換下さったら工賃は無料になります。」の一声で交換決定!うまセールストークで義綱撃沈。
(注3)部品の修理をすると、板金の修正や塗装でかなり技術料が高額になってしまう。それに対して、中古部品の使用にすれば技術料は部品の取替えだけで済み、非常に安く上がるのである。無論、中古部品には当たりハズレ(キズのほとんどついていないものが望ましいことは言うまでも無い)があるので、その辺は修理屋さんのスタッフに相談しながら決めるのがベスト。中古部品が見つかった段階で、1度自宅に電話を入れてもらい、傷の有無や値段を聞いてみるようにしよう!
(注4)左フロントドアを修理してからは、「もう二度と能登号を傷つけまい」(キズを付けたのは前所有者だが)と誓い、運転がかなり慎重になった。その為車庫入れのスピードが少し遅くなった。これは一説に私が車庫入れ(特に縦列駐車)が下手である為とも言われている。
(注5)私のオヤジが最初に新車のカムリを買った時には、よく駐車場で手洗いをしていたものだった。私もよくその手伝いをしていた(なお、子どもの頃の私が洗車を手伝ったのはおこづかい稼ぎだったと記憶している)が、段々オヤジの車もグレードアップしていったにも関わらず、その手洗い洗車率は徐々に減っていった。今では機械洗車ですらあまり行かないらしい(といっても、おりからの不況で車もランクダウンしているが)。

能登号1写真1 能登号3写真2
「私と能登号との出会い」
 私がスターレットを譲ってもらうことになったのは、2001年の9月に当時の会社の先輩(仮にU氏とする)が「俺の知り合いが車を売りたがっているんだけど、お前買わないか?」ともちかけられたからだった。たまたま貯金がたくさん有った頃で、しかも弐万円という価格の安さ(注1)。さらに私が大好きな車種「スターレット」(注2)ときたもので、一応先輩には「少し考えさせて下さい」と言ったが腹積もりは「買う!」と決めていた。初めて所有する車は小さく小回りが効く方が良いと思ったし、すでに生産中止となっていたスターレット(注3)を買うには中古しかないという、私なりの判断もあった。そして、先輩に話を持ちかけられた次の日の朝すぐに「買います」と言ったのであった。
 譲ってもらう当日、先輩U氏が午前中休みを取り、埼玉の知り合いから車を東京の会社まで運び、私は会社で先輩U氏から車を受け取り、会社を午後休みし、陸運へ所有者移転の手続きをするという予定であった。先輩U氏は道路の混雑により予定より1時間遅れて会社に到着した。早速、車に乗車したら数々の誤算があった。私はこの時点でかなり譲ってもらった相手の良識を疑った。まず、パワーウインド、オートロックが無し。今や標準装備とも言えるこの装備がついていなかったことを事前に知らされなかった。次ぎに多少左のドアに擦りキズが有るという話だったが、「多少」どころでなかった(注4)。さらにさらに、ガソリンがほとんど入れてなかった。売却価格が2万と言われたのに、約束違反で税まで半分払わせておいて(注1参照)ガソリンがほとんど空というのは納得いかなかった。全くの知らない人に譲るのではなく、知り合いの会社の後輩に売るのにねぇ(注5)。さて、こんなに凹んだ初日だったが、まあ最初の車が私の念願のスターレットということで非常識とも思える元所有者も許してやろうと思い直した。
 さて、そんなことを考えながら私は所有者移転の手続のため陸運へと急いだ。私の最寄の陸運まで会社から遠く、しかも手続終了時刻(注6)までギリギリだったこともあり、高速道路を乗り継ぎかなり急いだ。能登号も初対面の私がいきな高速でぶっ飛ばすもんでビックリしたことであろう。なんとか、15:45くらいに陸運へ着き、まさにギリギリのタイミングで手続を済ませることができた。もし、手続できないで、当時の会社の先輩に「明日もう1度陸運に行かせてください」と言ったら怒涛の如く怒るような先輩だったので、とにもかくにも間に合ってホッとした。そして、契約したばかりの家の近くの駐車場に車庫入れし、私と「能登号」との付き合いが始まった。
 ちなみに、「能登号」という愛称は私がスターレットのキーに能登半島をかたどったキーホルダーを付けたことが、名前の由来である(注7)。愛称が決まると、どうしても車に愛着が出てくるもので、今は「能登号」が愛しくてしょうがない(笑)。私が能登号を「とても大切に乗っていこう」、「大事にしていこう」と決めるまでそう時間はかからなかった。
(注釈)
(注1)後で相手側から自動車税を払えと言われ少し揉めた。なんで10月に譲ってもらうのに、1年分の自動車税(スターレットクラスだと、税は1年間で約3万円)をこっちでみにゃならんのだと呆れたが。結局、税の半分を私が負担する事で妥協し、払う金額は35000円になった。しっかしけち臭いねぇ。
(注2)スターレットが好きな理由は、私が高校生だった頃、スターレットのCMを私が当時好きだった女優“加藤紀子”がやっていたことによる。当時、衝突安全ボディー「GOA」採用、ABS・エアバック標準装備でかなり気合の入っていた装備でスターレットは人気をよんでいた。
(注3)後継機となる「ヴィッツ」の発売を受け、スターレットはファンに惜しまれつつ1999年生産を中止した。スターレットは、小さい割にパワーもあり、改造のしがいもあるので「じゃじゃ馬」と呼ばれてレースをする若者などにかなり人気を持っていた。私は外観もヴィッツよりスターレットの方が好きだね。私は今人気とされる「丸っこい車」がかなり嫌いである。その為車好きの50歳過ぎたうちのオヤジにも「お前は車の趣味が古いね〜」と言われあ程。
(注4)もと所有者は相当運転が下手だったのだなぁと想像できる。しかも、これだけのキズがついたのに修理しないというのは、車への愛着がかなり無かったんだなあと思う。スターレットが可哀想(怒)私は能登号のために安全運転且つ急発進・急ブレーキをしない方針で運転しております。
(注5)ちなみにカーディーラー(販売店)で新車を買う時、サービスの行き届いていないディーラーだとガソリンをほとんど入れないと言う事があるらしい。せっかく高い買い物をするんだから、「当然ガソリンは満タンですよね」と販売員に聞きましょう。先の見えないこの不況、値引きもサービスも交渉次第です。
(注6)なんと、陸運での手続きの締め切りは16:00で終了(16:00までに最初の受付に書類を通せば最後まで手続できる)。しかも土日祝祭日は休みだから、お役所仕事ぶりが伺える。
(注7)愛着がわくとなかなか手放せなくなるので、当初は愛称を付けないつもりでいたが、結局付けてしまった。で、案の定非常に愛着がわきしばらく「能登号」を乗り換えるつもりは無くなってしまった。


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