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静岡鉄道の話

地方鉄道の「静岡鉄道」
静岡鉄道
音羽町駅近くにて

「静岡市内の鉄道になった」2005/08/18(Thu)
 静岡市と清水市が合併し、新「静岡市」となったことで、静岡鉄道・静岡清水線の全区間が静岡市内路線となった。もっとも同じ静岡市内でも「静岡市葵区」と「静岡市清水区」を結ぶので、区間鉄道と言えるかもしれない。
 皆さんはご存知だろうか。かつて静鉄にも急行が存在したことを。私が静鉄に乗車したのは1988年頃のことであるが、その時は朝夕の通勤時に限って急行が運行されていた。調べてみると、かつては日中にも急行が運行され、通勤時のみの運行となったのが1985年から、急行が廃止され全て各駅停車となったのが1996年である。停車駅と通過駅の資料がなく正確さを欠くが、駅間が短い静鉄にあって、音羽町駅から4駅も通過をする急行の走りはなかなか圧巻であったのを子ども心に今でも覚えている。

「静岡清水の足」2001/03/03(Sat)
 47万人都市の静岡市と22万人都市の清水市を結ぶ静岡清水線を抱えるローカル鉄道、それが静岡鉄道である。路線の長さが11.0kmと短いながらながら、都市間輸送をする鉄道である。「新静岡−新清水間」(11.0km)は2両編成の運転で全線が電化複線でされている。それゆえ、フリークェント(高頻度)運転が可能で朝のラッシュ時には5分毎に電車が走っている。同じ静岡圏内の遠州鉄道とは違い全駅が有人駅で車掌・運転手が切符の回収など行わなくてもよいため、ワンマン運転を実施している。また、切符の回収作業がないため停車時間も短くスムーズである。
 川島令三著『鉄道はクルマに勝てるか』によると静鉄(静岡鉄道の略称)は駅区間が短く、全線通し乗車より区間乗車の客の方が多いらしい。これも、静鉄が都市間輸送と言われる所以であり、川島氏は静鉄は東京の地下鉄のような役割を果たしていると指摘している。静鉄の難点は、基点の新静岡駅の場所がわかりずらいことである。JR静岡駅から新静岡駅までは徒歩でも少々ある。また、案内板なども少なくわかりずらく大変不便である。改善をお願いしたい。

静岡鉄道のDATA
DATA 営業
キロ
輸送
密度
平均乗
車キロ
平均
運賃
輸送人員 運賃収入 現業経費 粗利益 営業係数
年間(千人) 年間(千円) 年間(千円) (千円) 粗利益 償却後
静岡鉄道 11.0 17091 4.9 24.27 13972 1699884 1265596 434287 74.5 97.7
(『鉄道はクルマに勝てるか』川島令三著、中央書院、1998年)より
DATAの年次は平成8年度だと思われる。(DATA用語解説

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