南志見城(南志見城址)

南志見城址
(写真:南志見小学校 南志見城址の一角に建つ)


読み仮名 なじみじょう
別名  
所在地 輪島市市里町・渋田町
形式 山城
築城者 南志見長氏ヵ
築城年 不明
遺構 郭、堀切
歴代城主 南志見長氏→井口氏
交通 ふらっと訪夢輪島駅から車で30分
  
 『越登賀三州志』には「南志見。長氏四世左衛門有連の子四郎といへる者、南志見の地頭たり。又土人相伝ふ。弘治年中国士南志見中務大輔居たりと。又井口藤弥丞居たりとも云ふ。」とあり、高井勝己氏は南志見城は、南志見長氏(長氏庶流)が城を構築し、その後、井口氏が入城し城を改修したと指摘している。1571(元亀2)年の義慶政権時に在地領主として有力な長家庶流の南志見光連という人物がいるが、この光連は「南志見中務大輔居」の可能性が高いと『日本城郭大系7』(P.400より)は指摘している。
 小学校までは車で簡単に登ることができる。その先の道は車は行けないが、少し歩くと畑地になっていおり、南志見城の一郭をみることができる。小学校の西と東で郭が分かれており、西側が主郭で、東側は私有地の畑になっているので入る際には注意が必要。

南志見城2
(写真:南志見小学校東側の道。主郭と思われる方面に続く)

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